先々週3日入院して瞼の手術しました。早いもので今日でもう入院した日から2週間になります。
まだ、腫れが残っていますが、痛みがかなり少なくなってあまり気にならなくなってきました。
入院する日は手術の前日だったので、多分暇だからと図書館に寄ってからいきました。
シニアグラスがなくてもベッドの中で読めるようにと思って、大活字本から東野圭吾「分身」上・中・下の3冊
星新一のショートショート「味わい銀河」
笹本恒子の写真・文「恒子の昭和」
を選びました。今では流行作家となった東野圭吾史のこの本は初期の作品です。
おりしも、山中教授がIPS細胞の研究でノーベル賞をとったばかり。
また、出世前、妊婦の血液検査で、遺伝子レベルの障害を見つけることができるようになったニュースもありました。
神秘であった生命の誕生を、人間が手を出せる時代となりました。
この本を読むと研究者の欲望に恐ろしくなります。
まるで今の時代を先取りしていたような内容に、作家魂を感じました。
この作家の作品の中に「手紙」があります。
家族が犯罪者になったときどれほどの苦悩が残された家族を襲うか・・安易な犯罪の増える中、こういう本を読むとよいなと思います。
ゲーム感覚でリセットできるような感覚を持っていると思わざるをえない昨今ですが、想像力の欠如がポイントではないでしょうか。
目に優しいと新刊書棚から選んだ写真集
記憶の底に眠っている人たちの名前がモノクロ写真とともに・・世代で知っている方がずいぶん違うでしょうね。
北原怜子(さとこ)
グレン・Wショー
沢田美喜
三木武吉
太田薫
浅沼稲次郎
尾崎士郎
佐多稲子
徳富蘇峰
加藤シズエ
大宅壮一
松本満次
原田三夫
三笠宮崇仁親王殿下
崇仁親王王妃百合子殿下
室生犀星
猿橋勝子
谷 桃子
藤沢嵐子(らんこ)
東郷たまみ
朝丘雪路
力道山
石黒敬七
ヨネヤマ・ママコ
藤山一郎
中村メイコ
長谷川伸
松岡洋子
千田是也
壺井 栄
井伏鱒二
巌本真理
江間章子
水谷 實
笠置シヅ子
升田幸三
沢村貞子
林富美子
南 とめ
丸木 俊
村瀬幸子
結城みち子
斎藤 史
宇野千代
三岸節子
新藤兼人
これらの方々のポートレートが実にいいショットで、撮影時の秘話なども載っていて歴史がよくわかりさすがです。
巻末には昭和の戦争前後の貴重な事件の写真もすべてモノクロで掲載されています。広島ドーム、進駐軍、60年安保、etc...
列記した中に、崇仁親王ご夫妻以外に夫婦だったふたりがいますね。わかりますか?
表紙は「蟻の街のマリア」といわれた北原さんが子ども達と笑顔で語る写真です。
カトリックに導かれ戦後の孤児のために生きた北原さんは28歳の若さで結核で天に召されました。
胸にぐっと来ます。
手元に置きたい本です。
まだ、腫れが残っていますが、痛みがかなり少なくなってあまり気にならなくなってきました。
入院する日は手術の前日だったので、多分暇だからと図書館に寄ってからいきました。
シニアグラスがなくてもベッドの中で読めるようにと思って、大活字本から東野圭吾「分身」上・中・下の3冊
星新一のショートショート「味わい銀河」
笹本恒子の写真・文「恒子の昭和」
を選びました。今では流行作家となった東野圭吾史のこの本は初期の作品です。
おりしも、山中教授がIPS細胞の研究でノーベル賞をとったばかり。
また、出世前、妊婦の血液検査で、遺伝子レベルの障害を見つけることができるようになったニュースもありました。
神秘であった生命の誕生を、人間が手を出せる時代となりました。
この本を読むと研究者の欲望に恐ろしくなります。
まるで今の時代を先取りしていたような内容に、作家魂を感じました。
この作家の作品の中に「手紙」があります。
家族が犯罪者になったときどれほどの苦悩が残された家族を襲うか・・安易な犯罪の増える中、こういう本を読むとよいなと思います。
ゲーム感覚でリセットできるような感覚を持っていると思わざるをえない昨今ですが、想像力の欠如がポイントではないでしょうか。
目に優しいと新刊書棚から選んだ写真集
記憶の底に眠っている人たちの名前がモノクロ写真とともに・・世代で知っている方がずいぶん違うでしょうね。
北原怜子(さとこ)
グレン・Wショー
沢田美喜
三木武吉
太田薫
浅沼稲次郎
尾崎士郎
佐多稲子
徳富蘇峰
加藤シズエ
大宅壮一
松本満次
原田三夫
三笠宮崇仁親王殿下
崇仁親王王妃百合子殿下
室生犀星
猿橋勝子
谷 桃子
藤沢嵐子(らんこ)
東郷たまみ
朝丘雪路
力道山
石黒敬七
ヨネヤマ・ママコ
藤山一郎
中村メイコ
長谷川伸
松岡洋子
千田是也
壺井 栄
井伏鱒二
巌本真理
江間章子
水谷 實
笠置シヅ子
升田幸三
沢村貞子
林富美子
南 とめ
丸木 俊
村瀬幸子
結城みち子
斎藤 史
宇野千代
三岸節子
新藤兼人
これらの方々のポートレートが実にいいショットで、撮影時の秘話なども載っていて歴史がよくわかりさすがです。
巻末には昭和の戦争前後の貴重な事件の写真もすべてモノクロで掲載されています。広島ドーム、進駐軍、60年安保、etc...
列記した中に、崇仁親王ご夫妻以外に夫婦だったふたりがいますね。わかりますか?
表紙は「蟻の街のマリア」といわれた北原さんが子ども達と笑顔で語る写真です。
カトリックに導かれ戦後の孤児のために生きた北原さんは28歳の若さで結核で天に召されました。
胸にぐっと来ます。
手元に置きたい本です。
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