祈りを、うたにこめて

祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ  無意味な語呂合わせー理不尽さのうた)

無意味な語呂合わせ
理不尽さのうた


イケイケと池に飛び込む雨蛙
風雅ぶっ飛び たまげる芭蕉



とつぜんに眼前おそう大自然
全然予知せぬ ヒトは茫然(ぼうぜん)



ほっぺたを母がつねくる寝るまぎわ
ネルのパジャマで すねる幼な子



えら張ったエゴの課長のパワハラに
チームバラバラ 部長ハラハラ



ストレスをスッとは出せぬレストラン
ウェートレスは 歯を食いしばる



しあわせがだれかに寄せる皺(しわ)寄せは
いたみ、哀しみ、ねたみ、憎しみ



長すぎる―ルナールの「蛇」*
長すぎる―冷蔵庫の「ネギ」
  *ジュール・ルナール『博物誌』の中の「蛇」という詩全文



通院の合間合間の日々である
日々の合間の通院でなく



長生きはロングブレスよ!
息長く 腹で吸いこみ腹から吐いて



ふるふると雨や細菌降る街だ
振れ振れバット 場外ホーマー!




◆言葉に愛を宿したい。
◆ご訪問ありがとうございます。
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