祈りを、うたにこめて

祈りうた・いのちうた(我慢②)

我慢②



くるしむ「我」を内心では「自慢」する それが「我慢」

この苦しみは何故? そう抗議もせず、自分を慰めてしまう

毎日の心のささくれは たいがい「我慢」

わたしのうめきも、怒りも、涙も、迷いさえも 「我慢」





いっぱいいっぱいです―そう訴えるひとがいる

背中に負った自分の荷物 それが重すぎると

そのひとの視界をふさぐのは 目にたまった涙か

他人の荷物だって重たかろうと 思いやれないエゴか




自分の重荷でなく他人の十字架を背負った人

礼を言われるどころか 嗤(わら)われ、悪態さえつかれながら

善意はいつか通じると思いこむ そんな無邪気さは無い

愛すること それが務めだと悟ったひとのすがすがしさ







◆言葉に愛を宿したい。
◆ご訪問ありがとうございます。



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