祈りを、うたにこめて

祈りうた(命の喜   会話)

会話

 

九十六歳のおばあちゃんが言う

死にたい死にたい言うても

寿命は迎えにきてくれん

 

七十三歳のお医者がこたえる

この調子なら当分棺桶の用意はいらんわ

あと五年くらいは大丈夫

 

いのちを間にして

こんな会話ができたらいいな

―テレビで見た過疎地の診療所のお話

 

●ご訪問ありがとうございます。

今回もお医者の話です。過疎地で訪問診療もしながら主にお年寄りの世話をしている医師のドキュメンタリーを、今テレビで見ています。皆顔見知り、何十年もの付き合いです、と言う医師。赤ひげ先生やコトー診療所を思い浮かべます。

喜ぶ命ー命の喜(き)を綴っていきたいと思います。

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