息
「自」と「心」
あわさって「息」
どおりで息がつまるとおもった
肥大した自意識がずっと
ひしゃげた心にのっていたのだ
―息
自分で何とかしよう そう気負うのをやめ
「自」からいっぽん線を消そう
そしたら にごりのない「白」になる
まっ白になれば
心はかるくなる さ
―息よ
●ご訪問ありがとうございます。
「生きることは息すること」と、前に書きました。「生き苦しいとは息苦しいこと」と書いたこともあります。
また、「がんばる」は「我を張る」ことだとも。
自意識はずっと私の課題です。持て余す自意識、それを薄めたい、軽くしたいと思ってきました。けれど、薄めることも軽くすることも自意識のなすことです。己にしがみついていることに変わりはありません。引き算のようで、実は足し算なのです。
真っ白な自分、それは引き算。自分でするのでなく、大いなる方に身を預ける、そうすることで心はやわらぎ、胸をいっぱいふくらませて息ができるようになるのだと思います。
狭い空間ですが、それぞれの色味で咲いています、
のびやかに。