祈りうた2
―むかし
働くひとびとはよく歌った
田んぼでも 山でも
海辺でも
歌いながら はげしい労働に耐えた
歌いながら 仲間を元気づけた
歌いながら 自分も勇気づけた
歌はそのまま祈りとなった
祈りは田んぼから田んぼへ
山から山へ
海辺から海辺へ
糸電話を伝って響いていった
せいいっぱい働くひとびとの
何万年もの祈りとして
身を削って働くひとびとの
何億ものつつましい胸に
★祈って求めることは何でも、すでに叶えられたと信じなさい(聖書)
★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。