ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

ファイナルファンタジーの世界が・・・

空にそびえたつ尖塔に丸い屋根の城のような建物が連なる風景は、なぜか懐かしいような、そうか、ファイナルファンタジーに出てくる街にある建物である。たぶん、FF11でしょうかね。さて、この建物はというと浦添市の美術館であります。中には、まだ入ったことがありませんが、6世紀からの琉球漆の名作がならぶというそうであります。それらのご紹介はまたの機会(っていってもいつになるか・・・)ってことで、それよりはこのなんとも言えない雰囲気の建物なのであります。夕暮れが近付いたころに雲の合間から差し込む西日の眺めはなんとも言えない不思議な空間を作っていたのでありました。

設計は、高円宮邸とか世田谷美術館という作品で有名な故・内井昭蔵氏だそうで、この美術館のテーマは、「塔と回廊による構造」とか難しいのでありますが、ご本人の解説によれば「建築は垂直方向に展開される塔性と、水平方向に展開される回廊性によって構成される。 塔性とは足で地をつかんでいる人間、一つの世界を表現し、回廊性とは人と人、世界をつなぐ存在を表現する。 人や世界は一つではなく、多くの人や世界とつながって共存し、より大きな存在となる。」ということであります。

イスラムでもキリスト教でも、仏教でも塔は世界観を表わすものであり、回廊はその世界をつなぐものであります。こう考えるとファイナルファンタジーはよくできたゲームだなぁとまったくとりとめもなく思う那覇在住の人であります。おやすみなさい。

コメント一覧

pelepele gucci
ファンタジスタ?
風景はファンタジーだけど・・・
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