ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

ほいとぼのブラ街歩き:調子はいまいちだが、銚子は良いぞ!銚子電鉄ぶらり旅

梅雨入りとなると本当に鬱陶しい。腰痛があるとさらに鬱陶しい。

こんな鬱陶しさを晴らす方法はといえば、いわしを食うのである。それも入梅いわしは脂が一層のって美味いそうじゃ。ということで、いわしと言えば銚子。銚子電鉄にも乗りたいし。早速出発。

6月の上旬、朝8時過ぎに品川の自宅を出て、梅雨の合間の晴れ間、銚子駅11時7分着の総武本線普通で、のんびり行ってきたのである。JRの終着銚子と銚子電鉄の銚子駅はホームごと繋がっている構造で、乗り降りは超便利なのね。しかし、屋根がないから雨だと結構大変そう。ちらっと電車ホームから振り返って待合室を見たら、「絶対にあきらめない」の文字が。廃線の噂に立ち向かい、絶対にあきらめないとの覚悟で日々のご努力に敬意!まあ、色々と努力されているところは、以下のレポートでもご紹介しましょう。

観光地ではなく、銚子電鉄の鉄的な見どころは、というと終点外川駅と途中の緑あふれる本銚子駅、そしてヒゲタ醤油に隣接し、銚子電鉄の車庫のある仲ノ町駅ですかね。まずは銚子を始発駅とすると終着駅の外川駅から。

外川駅でありますが、途中駅のような作りであまり終着駅感がない。ホーム車止めの向こうに現在休車中のデハ801号が、置かれているが衝突防止のガード役のようでちょっと悲しい。しかし、降りて駅舎を見るとなかなか味がある木造建築でありましたよ。ただ、観光客的には周りになにもないのがちょっと残念。

”銚子鉄道といえば”という撮影ポイントが、本銚子駅と髪が生えるというご利益のある笠上黒生(かさがみくろはえ)駅間の雑木林の中を走る風景。確かに電車で通過したときも窓が木々の葉っぱにこすれるくらいに接近している。遠目には緑のトンネルとなって絵になる。しかし、今回の電車は青と水色の3000形で、映え感はいまいち。それこそ、外川駅のデハ801号の鮮やかな赤が映えるだろうと思う。ホームになぜかレールを固定する犬釘が一本だけオブジェのように置かれていた。

ここで、観音駅に戻り待望の「入梅いわし祭」に待ち合わせの友人と計三名で参加することとする。と言っても、神輿がでるような祭ではなく、町おこしイベントで飲食店で独自のいわし料理を出すという食のお祭りらしい。駅から3分ほどで目指す「丼屋七兵衛」に到着。店にはすでに行列が。予約してて良かったと、席に着く。さっそく「入梅いわしフルコース」をオーダー。食してみれば、予想通り以上のふっくら太った脂ののったいわしで、臭みもなく”うーまい”!刺し身とくれば日本酒。常温の剣菱で流し込む。そのあとはフライにいわし丼。さらにサバの沖漬けが秀逸。となればいつの間にか、一合徳利が10本も並んでしまった。ほろ酔い気分で、仲ノ町駅に向かうことにするが、その前に店の目の前にある飯沼観音にお参り。ご利益を願って大仏さんにもお願い。

10分も歩いただろうか。銀色のタンクが見えてきたら、仲ノ町駅である。ここはヤマサ醤油の工場に隣接している駅で、昔は工場から専用線で国鉄貨物に銚子駅で載せ替える醤油を運んでいたそうだ。味のある風情の駅舎で150円の入場券を買って車庫見学(8時〜16時まで)ができる。留置線には、2000形のきゃりーぱむぱむとのコラボ電車や大正ロマン電車が並ぶ。銚子鉄道の運行ダイヤでいうと、途中駅(笠上黒生駅にはすれ違い線はあるが)でのすれ違いもないので、1列車の往復ダイヤで済んでしまう。よって、本線上は1列車のみが運行している状況。色んな電車に乗れることはないのである。さて、デキ3は津川洋行のNゲージ番が我が家にあるということもあり、ワタシ的には、B型の電機との初対面が楽しみでありました。見たところ色も塗り替えられ元気そうでありましたよ。ぜひ、走行風景を見たいものであります。

ということで、鉄分もいわしでDHA、EPAも摂取してとても楽しいちょい旅でありました。

銚子電鉄ぶらり旅 まとめ映像はこちらからごらんください:

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ほいとぼのブラ街歩き」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事