摩耶夫人はお釈迦様のお母さんで、シェッドーダナ(浄飯)王の妃マーヤーさん。それを漢字にして摩耶夫人ね。摩耶夫人は、白象が胎内に入る夢を見て、お釈迦様を身ごもったといわれる。これこれ、余計なことを想像しないようにね。インドだから象なのよ。わかったかな。いい子はこれ以上聞かないこと。
さて、話があっちこっちは毎度のことなので気にしないように。摩耶寺さんには、寿老人がいるのだ。延命長寿の神様であるが、ところによってはご老人をはずして、吉祥天を入れる七福神もあるそうな。ネットで調べた限りは、東京の七福神は全部寿老人が入っているが、出羽七福神八霊場では、吉祥天さんが入ってましたわ。また、話がそれたね。m( ̄ー ̄)m ゴメン。
こちらの寿老人は、この時期だけにかぎり本堂中央に置かれており、寿老神となっていた。写真(クリックすると大きくなります)を撮ったときは気がつかなかったのだが、人が神になっていた。さて、こちらの摩耶寺さんでは、毎年、御神酒を「かわらけ」で呑ませてくれて、さらにそのかわらけをくださるのだ。加えて、なんと甘酒や、さきイカなどもいただけちゃう、ありがたいお寺さんと檀家の方々である。さすが寿老人である。さて、次は荏原町の法連寺、商売繁盛の恵比寿さんの巻なのである。期待せよ。
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