22時42分の急行「はまなす」は、11両編成でしたね。通常は8両っていうんですからお客さんが多いんですなと思ったが、2人席に1人づつって感じで、この理由は後で分かりますがね。
編成の内訳は、いわゆる金帯の寝台車が3両で、14系と24系の2等寝台が1号車 - 増1号車 - 2号車という名前で、そのあとに8両の白帯14系の座席車が並ぶですな。機関車は定番のED79が函館まで牽引するんでありますね。
なんせ、、日本最北の定期急行列車であり、唯一の客車急行列車なんですよ。
白帯の先頭は4号車の1両は横になって就寝できる「カーペットカー」で、5号車寄りに更衣室があるそうでしたが、アッシが列車に乗れたのが、ギリギリでしたので、お邪魔しませんでしたですが、300円(?)追加で座席よりは楽でしょうな。
指定席車のうち、5・6号車の2両は指定席車で「ドリームカー」と称し、改良したグリーン車用リクライニングシートですな。フットレストもついていてゆったり感は十分にありますな。で、お客さんも二人並びを望まなければ大体、2人席を一人で使っているから乗車率は50%ですがね、席は満員状態と同じということで、増結してくれているんでしょうかね。
さて、列車は23時12分に蟹田で1分にも満たない運転停車して順調に青函トンネルを目指して走るんですよ。車掌さんが車内灯を消すアナウンスをしながら、ちなみに青函トンネルには23時30分頃にとありがたい情報を、30分と言えばあと10分ですなぁ。いよいよ、青函トンネルに突入なんですよ。全長53.85キロ、海面下240メートルの青函トンネルを通り抜けて北海道と本州を結んでいるというんですからね、裕次郎も映画にしてましたよね。開通からもう20年も経っているですよ。びっくりですな。
もともと新幹線用に設計されている津軽海峡線は、線形も悪いわけもなくロングレールと連続するトンネルの音が断続的に続く中で、下降していく感じがし出したのが青函トンネルかと思ったら時刻もぴったり。下っているんですね。ほんとに。潜っていく感じなんですよね。しかし、周りの人は、チチチッチ。。トンネルなんて毎日通ってるかんね、ワシらは!という感じでご覧のとおりのぐっすり睡眠なんですよ。
なぜか、この日の乗客は、50代以上の老人か(アッシも含む)20代そこそこの若い人で、どうも生活と観光の半々という感じでしょうかね。
さて、トンネル突入後12分くらいで竜飛崎の駅を通りすぎたようで今は水平から上昇に転じたような感覚になるんですな。と、快調だったレール音も少し遅くなり、確実に上がっていることがわかりますぜ。さて、この次は、ちょこっと函館をご紹介。なんせ、小樽で暇だったんでね、街ばかり撮りましたので、そっちも急がないとね。川ネタ、消火栓ネタ、坂ネタなんぞ用意しておりますのでね。お楽しみに。
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