当日は、晴天で前日の風も収まりまして、小春日和とはいきませんでしたが、そこそこ良い天気であったのでした。スタートは、毎年お馴染みの小山八幡宮(寄り道して哲学者の散歩道)摩耶寺、法連寺(寄り道して旗が岡八幡)、第二京浜国道を渡ると上神明天祖神社なのであります。
さて、前回のレポートでもコンクリの芸術品であります鹿と龍の合いの子のような奇っ怪な彫刻(コンクリ細工といったほうが良いか)をご紹介したのでありましたが、これはどこの小学生が作ったのか?中学生か?はたまた大人の方なのか?疑問はずっとずっと心に巣くっていたのでありました。しかし、今回の三拝は大勢で行ったこともあり、従来気がつかなかった貴重な発見をしたのであります。
それは、作者らしき人の作成記念碑のようなものを発見したのでありました。それが、これなのであります。
大きな字で書かれている稲倉魂命は全国に祀られる稲荷神社の神で、ウガノミタマ(宇迦之御魂)と同一視されているという話もあるのでありますが、ようは稲荷神社の神様なのですが、問題は、下の方であります。この動物は、ロバのようでもあり、犬のようでもあり、しっぽは狐ぇ~~のようでもあります。素晴らしく地味であります。おそろしく地味であります。そしてその下に作者と覚えめでたき方のお名前があるのであります。
このかたは、一体どのような方なのでしょうか?昭和49年2月10日 真鍋勝建之(久?)とあります。コンクリ彫像では、タモリ倶楽部でも紹介された桃太郎神社等で数々の作品を残した浅野祥雲先生がいらっしゃるが、どうも真鍋先生は浅野系ではない独自の境地を発揮されているようなのであります。
こちらが再掲となりますが、龍鹿像。
今回の参加者も鹿の頭が龍についてしまっている説に賛同してくれたのでありますが、やはり、理屈は分かっても現実を受け入れられない自分をそこに見るのであります。やはり、おかしい、なんか、おかしい、のであります。
さて、今回は弁天様の社にからみついている白蛇様も公開なのであります。こちらの作品の蛇は、結構リアルでありますが、上の方の蛇様の赤黒のストライプの配置はなんなんでしょうか?
また、下の蛇様はなんか顔が恐竜っぽいのでありますし、首も結構つらそうなのであります。
最後も白蛇様ですが、手前のホースに見えるのが子供の白蛇様でありますので、ご注意してみていただきたいものでありますが、このお子様は近くで見ると相当怖いのであります。エイリアンに近いタイプとみました。
この真鍋先生の作品を他にもご存じの方がいらっしゃいましたら是非お知らせください。よろしくお願いします。
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