先週の火曜日にアップしたつもりですっかり草稿のまま保存されていましたが、まだ今日も遡上中との情報なのでOKですね。
沖縄は台風で大変だったときに、アタクシは母の介護で北海道は小樽に行っていたのであります。今年も異常気象の影響が続き、9月としては最高に暑かったという話でありますが、市内のど真ん中を流れる妙見川に鮭が遡上しているとの話で、早速見に行ったのであります。するといるわいるわ、新聞によると小樽運河内には80匹が確認されたということでありましたが、妙見川の堺橋付近には10数匹がいたのであります。場所的には、運河と川の合流地点より数十メーター上流で、有名な北一硝子などの観光地の通りが始まるところの橋なのであります。そこからは急な上りの浅瀬なので、これ以上は登れずに行き詰まり産卵していたという話なのでありますが、アタクシは確認できずでありました。一眼レフも持って行ったのでありますが、充電し忘れで電池切れ寸前。3枚撮ったら電池が切れたというわけで、3枚しか撮れなかったのでありますが、鮭の勇姿はちゃんと撮ったのであります。
体長は40~50cmくらいの大物であります。これはこれからペアリングするところでしょうか。
この妙見川が流れているのは、小樽観光の名所であります鮨屋が集まっている左右に寿司屋が並ぶ寿司屋通りの間を流れて、上流ははるか北照高校の横を登り天狗山の辺りまでさかのぼれるのではあります。しかし、堺町通りの堺橋が難関で橋の山側の流れは深さ数センチで鴨さんが歩いているくらいの浅い急流なので、鮭もさすがに上がれず、手前で産卵をしているのであります。
時々、バシャバシャして産卵を促しているようであります。
結構、山の上で無ければ見られない感動的な産卵シーンを街中で見られるとは凄いのであります。皆様もまだ遡上してくると思われるので、見に行ってくださいませ。
また、なぜ鮭がこの川に戻ってくるのかは、数年前から稚魚を放流したことからだと言われましたが、ちゃんと戻ってくるとは凄い能力なのであると関心するのであります。ただ、この鮭さん達を市の人が捕まえて、孵化させるようにした方が良いかとも思うのでありますが、いかがなのでしょうか?鮭の死体がいくつも晒されているのを見るのは可哀想な気もするのであります。