Keyholeを衝動買いしてしまった＾＠＾

　さて、Keyhole＝鍵穴と言われて何を思い浮かべるか？そういえば、最近の鍵って覗けるとこがなくなりましたなぁ。昔は、大きな鍵穴に目を近づけて、息を殺して・・・・はあはあはあ。あんた何してんの？なんてね。言われたことあるでしょう？そうね、ありませんよね。そりゃそうだ。その鍵穴の話ではなく、R25というフリーペーパーに記事に載っていたWinPC用のKeyholeというソフトの話をしようってことで、そのソフトは、鍵穴に目をつけて・・・・(｀□´)コラッ!！これは室内を覗くソフトではなく、じつは地球を覗くソフトなのでありますよ。
　「Power of Ten」というショートフィルムをご覧になった方は多いと思いますが、まさにカメラが宇宙から地球へ、そして大気圏をつきやぶってたぶんNYのセントラルパークで寝ころんでいる人へズームアップしていく映像（最後は原子まで行きます）をワンカットで作り上げた作品ですが、人の中まではいけませんが、人の寝姿が分かる位の解像度（東京の場合は約30cm）で、自宅に居ながらに世界の有名都市の衛星・航空写真によって構成された「空の目」を得られるのでありますよ。画期的でしょ。さらにすごいのは、データをストリーミングで送るというオンラインソフトであることで、ようは、リアルタイムで今の世界の最新データを流してくれるのね。すっげい～～。と早とちり君は勝手に勘違いしました。ましてや、この会社、あのグーグルに買収されたばっか。期待は勝手にふくらみますわね。しかし、一応フリーのお試し版を見たら東京のデータは古かったが、解像度ともこんなならいいやと不肖この私、正規版購入に踏み切ったのであります。もちろん、英語版しかありません。一般向けの$29.95を支払って、さあ、最新データで東京を見るぞと思ってみたら・・・・古い、古いよ。(=；ェ；=)ホームページを見て、各都市のデータを登録日を見たらなんと東京は1997年！がっくし。
　ちなみに最新のデータはイラクのファルージャで去年の11月のもの。と、そこで気がつかれた方がいらっしゃるかな？そう、実はイラクや北朝鮮の寧辺など話題の場所の写真もあるのだね。ここんとこが商売のうまいとこでありますな。あとは、一昨年行ったロンドンは、チェルシーというサッカーチームの本拠地「スタンフォードブリッジ」など懐かしく見られました。駅から降りて、ここを左に行くとスタジアムがいきなり見えて・・なんて、思い出話に花がさくもんですかｗ
　この趣味は、似ているようだが、やはり地図読み趣味とは大きく違うところが、そのリアルさで地図では想像で補うところが、すべてさらけ出されているため、実物ならではのディーテールを発見する楽しみというところが醍醐味になるのかとは思うが、いかんせんデータが古く更新が遅すぎるので、一回見たら飽きてしまうと言う欠点がある。これが、せめて一週間に一回全更新されるなら、ジャナーリスティックな視点からも、町が成長していく、あるいは枯れていく記録としてのアーカイブという視点からも面白い物になる。グーグルさん期待しまっせ。最新データの日本版。あっち版購入者ももちろん利用できるようにお願いしますよ。ほんまに。