ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

ヤフーにやられた!

いや~、知らなかったのだ。Yahoo!が始めたこんなサービス。実にタイムリーな企画であるね。昨日も取り上げたように、ワシら爺さん予備軍は結構昔探しに夢中になっている人が多いのである。
特に、GoogleEarthが出た頃から上空から眺める面白さが広まりだしたが、それが国土地理院の航空写真サービスなぞで、過去への旅もできるようになったからね。地上だとあまりに変わりすぎて分からなくなっている風景も、空から見ると「ここは!」「こっちは!」「これだよ!」なんて、思い出しやすいのである。
しかし、現代地図と合わせてみるというのは、フォトショップなんかでレイヤーで重ねて見るという大技をしないといけなかったのである。
しか~~~し、Yahoo!がやってくれちゃったよ。その名は「スクロール古地図」それも、江戸・明治・現代のそれぞれの地図と現代の航空写真を簡単に切り替えられるってスグレモノである。これは楽しめます。まだ、江戸といってもほぼ環状七号線の内側部分しかないが、昔川探し好きのワシには、感涙物である。これがタダっだちゅうの。ますます感涙だわさ。
早速、ワシのお勧めである五反田辺りの目黒川支流の散策をすると、大崎あたりから昔の逓信病院(現NTT東日本病院)の奥が沼地のようなところと睨んでいたがあったよ。池のような沼のようなものが。
さて、宗教学者、哲学者、評論家、文化人類学者でもある中沢新一氏の本をワシが絶対好きだからとお借りしているがこれは縄文時代の地形から現代の東京を見るという意欲的な試みの本「アースダイバー」という題名。過去の地層を地中に見に行くという意味らしいが、これも縄文遺跡と寺社の配置を追いながら「崎」の地や沼地の意味を解説していく。たとえば、新宿は高台と低地の攻防でできあがった街と説く。
伊勢丹などの百貨店がならぶ高台は乾いた社交と表の経済地であるが、低地は湿ったエロチシズムと表を支える裏の経済の地と表現される。これはこれで面白いのである。
皆様も、ネットタイムマシンで過去への旅をどうぞ。

コメント一覧

ほいほい
むむむ
WEB2.0次代のコメントをありがとうございます。
大変に参考になりました。実は結構想い出があるが故、新宿は個人的には嫌いな街ですが、やはり、高いところはいいものですな
na
na
新宿ルミネスト7Fのカフェ&ラウンジAIR BLAN SERVICE、夜景が良かったよ!動画CMとクーポンが見つけたから見てみて!http://www.ganzis.jp
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