しかし新MacBook Airもそれほど安くないという
2018年第3四半期における全世界ノートPC市場の調査結果が発表され、アップルの市場シェアが前年同期から24.3%、約4分の1も減少したと報じられています。これに伴い、同社のランキングは前年の4位から5位へとダウンし、前年5位だったASUSに逆転されました。
台湾調査会社TrendForceの調査によると、アップルの市場シェアは2017年第3四半期の10.4%から7.9%に低下したとのこと。その大きな要因として「ハイエンドのMacBook Pro(2018)が高価すぎたため、顧客が安価な新MacBook Airの発売を待ったから」との事情が示唆されています。
Trendforceのレポートでは、当四半期の世界的なノートPC出荷台数は、前年同期の3.9%も増加し、4268万台に達する見込み。前に予測されていた5〜6%の成長率から2%分が下方修正されているのは、インテルCPUが不足していたためとされています。
トップのHPは年間出荷量が5%増、3位のDELLも前年同期8%増とノートPC各社が好調ななか、アップルは24.3%もの大幅な減少が推定されています。
この件につき、TrendForceは「アップルは今年、Touch Barを搭載したハイエンド版MacBook Proに新プロセッサを採用したが、このシリーズは高価過ぎるため、パフォーマンスが向上してもより多くの顧客を惹きつけることはほとんどない」と辛口の分析をしています。
さらに「新MacBook Airの発売は第4四半期に遅れ、アップルの第3四半期の出荷台数が24.3%減となった」とされており、暗にMacBook Airを待ってMacBookシリーズを買い控えている潜在需要が多かったことが示唆されています。
TrendForceは今年8月、「9月か10月に新MacBook Airが投入され、その時期のMacBookシリーズ出荷台数を大幅に伸ばす」と予想していたこともあり、もっと早く投入していれば売上が伸ばせていたものを......という含みが読み取れます。
しかし、今年8月時点では「新MacBook Airは低価格あるいは1000ドル以下」との予測が主流でした。
それが実際には1199ドルと少し高めだったことが、今後のMacBookシリーズのシェアにどう影響するのか。アップルが販売台数の発表を取りやめてしまったため観測の精度は下がりそうですが、今後も注視していきたいところです。
2018年第3四半期における全世界ノートPC市場の調査結果が発表され、アップルの市場シェアが前年同期から24.3%、約4分の1も減少したと報じられています。これに伴い、同社のランキングは前年の4位から5位へとダウンし、前年5位だったASUSに逆転されました。
台湾調査会社TrendForceの調査によると、アップルの市場シェアは2017年第3四半期の10.4%から7.9%に低下したとのこと。その大きな要因として「ハイエンドのMacBook Pro(2018)が高価すぎたため、顧客が安価な新MacBook Airの発売を待ったから」との事情が示唆されています。
Trendforceのレポートでは、当四半期の世界的なノートPC出荷台数は、前年同期の3.9%も増加し、4268万台に達する見込み。前に予測されていた5〜6%の成長率から2%分が下方修正されているのは、インテルCPUが不足していたためとされています。
トップのHPは年間出荷量が5%増、3位のDELLも前年同期8%増とノートPC各社が好調ななか、アップルは24.3%もの大幅な減少が推定されています。
この件につき、TrendForceは「アップルは今年、Touch Barを搭載したハイエンド版MacBook Proに新プロセッサを採用したが、このシリーズは高価過ぎるため、パフォーマンスが向上してもより多くの顧客を惹きつけることはほとんどない」と辛口の分析をしています。
さらに「新MacBook Airの発売は第4四半期に遅れ、アップルの第3四半期の出荷台数が24.3%減となった」とされており、暗にMacBook Airを待ってMacBookシリーズを買い控えている潜在需要が多かったことが示唆されています。
TrendForceは今年8月、「9月か10月に新MacBook Airが投入され、その時期のMacBookシリーズ出荷台数を大幅に伸ばす」と予想していたこともあり、もっと早く投入していれば売上が伸ばせていたものを......という含みが読み取れます。
しかし、今年8月時点では「新MacBook Airは低価格あるいは1000ドル以下」との予測が主流でした。
それが実際には1199ドルと少し高めだったことが、今後のMacBookシリーズのシェアにどう影響するのか。アップルが販売台数の発表を取りやめてしまったため観測の精度は下がりそうですが、今後も注視していきたいところです。