ちょっと前のことになりますが先々月の2月、
仕事で久しぶりに横須賀方面へ行ってきました。
その帰りがけに、
以前訪ねたことのある横須賀市営住宅が、
どうなっているか気になったので寄ってみました。
国道16号から、すれ違いも出来ないような細いくねくね道を上ったところに、
横須賀市営月見台住宅があります。
ここは数年前に廃止が決まり立ち退きが進んでいると聞いていたので、
もう無くなっているかと思ったのですが、
わずかに住民が残っているようで建物群はそのままとなっていました。
写真は以前訪れた2006年9月5日に撮影したものです。
ちなみに、帰宅後調べてみると、
神奈川新聞2011年1月5日の記事に次のようにありました。
横須賀市は築後50年以上経過した平屋建て市営住宅6団地232戸を廃止する方針を固めたとのこと。
中でもとくに老朽化が進んでいる米の台住宅(小矢部3丁目、17戸、1958年築)、
温泉谷戸住宅(田浦泉町、45戸、1958年築)、
田浦月見台住宅(田浦町1丁目、74戸、1960年築)
の3団地136戸が2021年度までに廃止されるそうです。
ということで、次に月見台から谷戸と呼ばれる地形の、谷底に下りたところにある、
横須賀市営温泉谷戸住宅に再訪してみました。
こちらも16号からすれ違うことも出来ないような、
小川沿いの細い道を奥へ奥へ進んで行きます。
すると、市営住宅入り口付近に建っていた建物は取り壊され更地となり、
白塗りの囲いが出来ていたのですが、奥へと進んでいくと何やらリニューアルされた長屋住宅が・・・。
更に奥には陶芸用の窯があり、隣接する長屋もリフォーム中のようでした。
作業をされているお兄さん(お兄さんと言っても僕より年下かと思いますが)に聞いてみると、
市営住宅をリフォームして芸術家の集まる芸術村にしているそうです。
帰宅後調べてみると、
不便なために空き家の増えている谷戸を再生するために、
2019年「アーティスト村」を作り芸術家を招いているそうで、
これは市長の公約だそうです。いいなぁ、この公約。。。
以下参照
https://www.kanaloco.jp/news/government/entry-147993.html
さて、前述の作業をされていたお兄さんも、
てっきりアーチストさんなのかと思ったのですが、どうやら職人さんのようです。
やさしいお兄さんで、
素敵な音楽をかけながら長屋玄関のアプローチ(写真参照)作りを一人でされていました。
アプローチも素敵でした。
その作業をされていた長屋の壁には、
何か色々と絵や名前が書かれていたのですが、その右上の方に2020.12.26と・・・。
横須賀だけに日産自動車と、
そして僕の誕生日を祝ってくれているかのようで、ちょっとビックリしました。。。
写真は2021年と2006年の同じ建物の壁です。
なお、この月見台住宅や温泉谷戸住宅の写真は、僕の団地ギャラリーにアップする予定です。
また、関連したおもしろい記事がありましたのでアドレスを載せておきます。
https://hamarepo.com/story.php?page_no=2&story_id=5326
★今日の一曲★
アクリル色の微笑 / 斉藤由貴
♪実は僕の亡くなった祖母が生前、月見台住宅に住んでおりまして、
たまに遊びに行っていたのです。
その道中の車内で、よく聴いていたのが斉藤由貴さんのアルバムでした。
斉藤由貴さんが横浜出身ということもあってか、
なんとなく横浜から横須賀にかけての街並みと、
斉藤由貴さんの曲がマッチしていたような気がします。
この曲は「チャイム」というアルバムに入っていますが、
以前にも「チャイム」の中では予感やいちご水のグラスが好きと書いたことがあります。
他には水の春なんかも好きなのですが、アクリル色の微笑はそんなに好きではなかったのです。
でもある時、祖母宅へ向かい横浜から横須賀にかけて走っているとき、
早朝でどんよりした天気の日でしたが、なぜかこの曲がスゴく響いたんですよねぇ。♪
仕事で久しぶりに横須賀方面へ行ってきました。
その帰りがけに、
以前訪ねたことのある横須賀市営住宅が、
どうなっているか気になったので寄ってみました。
国道16号から、すれ違いも出来ないような細いくねくね道を上ったところに、
横須賀市営月見台住宅があります。
ここは数年前に廃止が決まり立ち退きが進んでいると聞いていたので、
もう無くなっているかと思ったのですが、
わずかに住民が残っているようで建物群はそのままとなっていました。
写真は以前訪れた2006年9月5日に撮影したものです。
ちなみに、帰宅後調べてみると、
神奈川新聞2011年1月5日の記事に次のようにありました。
横須賀市は築後50年以上経過した平屋建て市営住宅6団地232戸を廃止する方針を固めたとのこと。
中でもとくに老朽化が進んでいる米の台住宅(小矢部3丁目、17戸、1958年築)、
温泉谷戸住宅(田浦泉町、45戸、1958年築)、
田浦月見台住宅(田浦町1丁目、74戸、1960年築)
の3団地136戸が2021年度までに廃止されるそうです。
ということで、次に月見台から谷戸と呼ばれる地形の、谷底に下りたところにある、
横須賀市営温泉谷戸住宅に再訪してみました。
こちらも16号からすれ違うことも出来ないような、
小川沿いの細い道を奥へ奥へ進んで行きます。
すると、市営住宅入り口付近に建っていた建物は取り壊され更地となり、
白塗りの囲いが出来ていたのですが、奥へと進んでいくと何やらリニューアルされた長屋住宅が・・・。
更に奥には陶芸用の窯があり、隣接する長屋もリフォーム中のようでした。
作業をされているお兄さん(お兄さんと言っても僕より年下かと思いますが)に聞いてみると、
市営住宅をリフォームして芸術家の集まる芸術村にしているそうです。
帰宅後調べてみると、
不便なために空き家の増えている谷戸を再生するために、
2019年「アーティスト村」を作り芸術家を招いているそうで、
これは市長の公約だそうです。いいなぁ、この公約。。。
以下参照
https://www.kanaloco.jp/news/government/entry-147993.html
さて、前述の作業をされていたお兄さんも、
てっきりアーチストさんなのかと思ったのですが、どうやら職人さんのようです。
やさしいお兄さんで、
素敵な音楽をかけながら長屋玄関のアプローチ(写真参照)作りを一人でされていました。
アプローチも素敵でした。
その作業をされていた長屋の壁には、
何か色々と絵や名前が書かれていたのですが、その右上の方に2020.12.26と・・・。
横須賀だけに日産自動車と、
そして僕の誕生日を祝ってくれているかのようで、ちょっとビックリしました。。。
写真は2021年と2006年の同じ建物の壁です。
なお、この月見台住宅や温泉谷戸住宅の写真は、僕の団地ギャラリーにアップする予定です。
また、関連したおもしろい記事がありましたのでアドレスを載せておきます。
https://hamarepo.com/story.php?page_no=2&story_id=5326
★今日の一曲★
アクリル色の微笑 / 斉藤由貴
♪実は僕の亡くなった祖母が生前、月見台住宅に住んでおりまして、
たまに遊びに行っていたのです。
その道中の車内で、よく聴いていたのが斉藤由貴さんのアルバムでした。
斉藤由貴さんが横浜出身ということもあってか、
なんとなく横浜から横須賀にかけての街並みと、
斉藤由貴さんの曲がマッチしていたような気がします。
この曲は「チャイム」というアルバムに入っていますが、
以前にも「チャイム」の中では予感やいちご水のグラスが好きと書いたことがあります。
他には水の春なんかも好きなのですが、アクリル色の微笑はそんなに好きではなかったのです。
でもある時、祖母宅へ向かい横浜から横須賀にかけて走っているとき、
早朝でどんよりした天気の日でしたが、なぜかこの曲がスゴく響いたんですよねぇ。♪