現在リフォーム工事中の戸建て貸家には、狭いながらも専用庭があり、その片隅に大昔の入居者が残置していったスチール物置があります。
外観は錆びだらけですが塗装してあげればなんとか使えるかな、とか考えながら内部をチェックしたところ、天井に穴が開いていて雨漏りが激しく、床板が腐って底が抜けていました。
こんな状態では、使えるようにするのに、かなりのお金と労力がかかると判断し、残念ながら、今回はお役御免で解体することにしました。
ボルトが錆びついていて、かなり手間取りましたが、なんとか解体することができました。
背後のトタン塀が丸見えで、また塗装箇所が増えてしまったのはしかたありません。
ところで、解体したのは良いけれど、この廃材の処分をどうするか。。。
粗大ごみステッカーを買い、市に回収してもらおうと考えましたが、ふと前々から気になっていたスクラップ買取業者のことを思い出し、今回、初めて持ち込んでみることにしました。
店に着くと、まず車ごと重さが計れる大きな重量計でスクラップ込みの車の重さを計り、スクラップを下した後にもう一度重さを計って、スクラップの重さを算出して買取価格を算出するシステムでした。
※今回は鉄だけに絞って持って行ったのですが、真鍮、銅、アルミ等の単価の高い金属は、事前にしっかり分別しておかないと、全て「鉄」で計算されてしまうのではないかという懸念が生じましたが、実際どうなのかは不明です。
ちなみに買取価格は日々変化するようで、業者のホームページには鉄は45円/kgとありましたが、実際は46円/kgで、物置1台分で約90kgもあったようで、4140円で買い取っていただけました。
あと、以前車のバッテリーを交換した際に、ネットで新品を購入したため古いバッテリーの処分に困って自宅の倉庫に眠らせていたバッテリーがあるのを思い出し、それも持っていきました。
これが意外に高額となり、2070円で買い取っていただけ、トータル6210円と、往復のガソリン代を考えても十分良いお小遣い稼ぎができました。
今回のリフォームでは、瞬間湯沸かし器、バランス釜、ステンレス流し台等、まだまだたくさんの金属品を廃棄する予定なので、あと数回はお世話になろうかと思います。