【物件名:Sマンション】
リフォーム中のマンションのトイレのドアが、下枠に擦れてうまく開閉できません。
蝶番を見ると、羽根が上下にズレて垂れ下がっています。
なぜこんなに隙間があるのか調べてみると、ナイロンリング入り蝶番というもので、左右の軸筒の隙間にあったナイロンリングが経年劣化で割れて取れてしまったようです。
写真では、辛うじて、擦り切れたリングが1枚だけ残っているのが分かると思います。
ARCHとSUS430の刻印を頼りに、ホームセンターで同じものを探したのですが、打っておらず、同じサイズ(89mm)ならなんでも同じかと思い、安い汎用の蝶番を買って来て取り付けてみました。
しかし、、、
下枠には擦らなくなったのですが、今度は縦枠にこすれてドアが閉まらなくなってしましました。
原因はナイロンリングの有無ではなく、丁番の材質の違いで、もともとはステンレス製だったのを鉄製を買ってきたため、蝶番を閉じたときの厚みがもともとの物に比べてかなり厚いのが原因でした。
Amazonに、ステンレス製でナイロンリング入りのものがあったので、こちらを購入しました。
最初に買った鉄製のものと比較してみました。
同じ89mmではありますが、羽根の厚みも軸筒の太さもかなり違います。。。
交換後です。
メーカーは違いますがサイズは完全互換で、開閉もスムーズでばっちりになりました。
最初からこちらを買えばよかったです。
今回、同じサイズの蝶番でも、鉄製とステンレス製とでは全く厚みが違うことを学びました。