題名:トマール旧市街(ポルトガル)
絵のサイズ:F10
画材:パステル
東京支部 堀竹英弘氏の作品
コメント
2019年9月に訪れたトマール旧市街の風景です。トマールはポルトガルの首都リスボンの北東約110kmにあり、ポルトガル最大の修道院で有名です。1147年のサンタレンの戦いの褒賞としてこの地を与えられたテンプル騎士団が丘の上に修道院を創設、テンプル騎士団が弾圧された後はキリスト騎士団に受け継がれました。当時の団長は有名なエンリケ航海王子で、その豊かな財力によってポルトガルを大航海時代へと導きました。マニュエル様式の美しい修道院は世界遺産となっています。ナバオン川畔から旧市街の町並みを望むと、格調ある橋と塔のある古い建物、その先に伸びる目抜き通り、丘の上の修道院の城砦が見え、美しい風景に感動しました。
2020年11月5日
堀竹英弘のブログ https://hidehori.com/
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