題名 アガパンサス
絵のサイズ 230X300
シルクスクリーン9版9色刷り
東京支部 鶴谷 清逸氏の作品
コメント
表紙の絵はシルクスクリーン版画です。
版画は、版を介在して作品が作られます。版画の種類を、版形式で分類すると、凸版、凹版、平版、孔版にになります。
皆さんが学校などでやったことのある木版画は、凸版です。版木を彫刻刀で彫り、彫り残した凸部分に刷毛で色を載せ、その上に紙を置きバレンで刷り取る。版の凸部を使うので凸版の種類になります
シルクスクリーン版画は、版に、枠に絹の紗布を張ったスクリーンを用い、その絹スクリーンの布目を塞ぐか残すかで、残った孔を透して色を下に刷る方法です。版形式は孔版に属します。
絹のスクリーンは精度の高いテトロンに代わり、スクリーンの布目を塞ぐ方法は、紙原紙の切り抜きから、写真製版に変わってきました。
シルクスクリーンの特質は、むらのない均一な色面の表現が容易であることです。
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