透明人間を見てきた、と言うタイトルからして、矛盾してます。
一体、何を見てきたんでしょう。
The Invisible Man. と言う原題です。
基本的には、聞き飽きた、使い古されたネタです。
トムクルーズが出た、ミイラ映画の ザ マミー と一緒と思ってましたが、
トムちゃんより、面白かったです。
現代風にアレンジされて、透明になるのに、
実際、有りそうなハイテクを使っています。
基本的な設定としては、ありきたりですが、
カメラワークとか演技で、うまく撮っています。
細かいところを突っ込んだら切りがないんですが、
最後のシーンの主人公が復讐を果た後の表情が、
私の大好きな悪役ぽくて、単純なハッピーエンドではなく、
何か思わせぶりで、一方的にやられていた主人公が、悪い人間に変身して、
これから、もっと悪い事がおこりそうな予感を残して終わります。
やっぱり、映画は、シナリオと、俳優の演技ですねー。
しかし、男性の方々、透明人間と言えば、良からぬ妄想をするんじゃないですか。
心配しなくても、有りそうなシャワーシーンが、チラッと有るだけです。
残念でしたーー。
そんな、サービスカットを入れなくても、十分、ハラハラドキドキします。
女性の方も楽しめる映画だと、思います。
だけど、本当に、カナダの企業が、光学迷彩のシートを作ったとのニュースが、
去年あたりに有りましたが、どうなったんでしょうか。