題名だけ見たら、レッドスコルピオンみたいに、
ムキムキ兄さんの一方的勧善懲悪悪い奴バッタバッタこの紋所が目に入らぬか
状態戦争映画かと、思っていましたが、
期待を裏切り、女性だけの実話を基にしたシリアスな映画でした。
イラク戦争の後に跋扈した、ISIS、イスラム原理主義集団に復讐する。
可愛い17歳のお姉さんの映画です。
思ったよりも戦闘シーンの少なく、女性が見やすく作ってあるのでしょう。
象徴的なのが、男が女性兵士に殺される時に、
女に殺されると地獄に落ちるから、せめて男にしてくれと言うシーンです。
本当は、アラブ問題は、宗教的な事、政治的な事、歴史的な事、私利私欲、
色んな事が複雑に絡み合っています。
その中で、弱い人達が常に、虐待、虐殺、収奪、レイプ、拷問される。
今でも、世界のどこかで起こっている。
そう言えば一時よくテレビで報道していた、
シリア内戦はどうなったのでしょう。
最近は、コロナの事しか事件は無いのでしょうか ?
日本国内でも、分断、内戦が起こらない保証は無いです。
既に、外資に日本は喰われまくってます。
つまり、日本人のお金が外国にドンドン出ていっているという事です。
普通に、私達の周りは、外国製品だらけです。
車、電化製品、日用品、それに、金融まで、
東大生が就職する企業のトップテンに、外国企業が何社も入っています。
皆さんが大好きな、日本の宝とも言われたアニメも、
アニメーターの月収が中国の三分の一になっていて、
どんどん引き抜かれ、もうすぐ原作者まで引き抜かれるかもしれないと、
言われています。
直近では、あの東芝が外資になってしまう。
既にそうなってしまっている。これはシャープ程度の話ではない。
日本のハイテク産業の全てを渡してしまう事になるのと一緒です。
これからは、日本の中で外資系企業に勤めている人が勝ち組で、
日本企業に勤めている人との賃金格差が、何倍にも広がるでしょう。
此の儘では日本の資産が減る一方になるので、
福祉はドンドン削られていくでしょう。
実際、今でもそれは始まっていて、現在進行形です。
真面目で勤勉は、他人に対しての言葉ですが、
外資系企業にとっては、都合のいい言葉です。
外資に喰われるより、国産のAIやロボットに職を
取られた方がましだと思いますが、そっちの方がイメージとしては、
ターミネーターを想起して皆さん怖いのでしょう。
AIやロボットはどっちにしろ着実にはいってくるでしょう。
最初は分かりやすい人間型ではなく、便利な道具として入ってくるでしょう。
そしていつの間にか、人間と取り換えられている。
AIの場合は形もない便利すぎるソフトウェアで、
その内使わずには居れない、無かったら困る物になるでしょう。
何にもしなかったら、ほっといてもベーシックインカムになってしまう。
翻って、この映画の様に色んな宗教が有りながら、
汚い欲望とは何故生まれるのでしょう。
私はこの映画を観て思いました。