なかなか、渋い映画でしたねー。
第二次世界大戦のイギリスがナチスドイツを騙して攻撃するという実話です。
コリンファースが主演で、周りをイギリス人俳優で固められています。
チャーチル首相役の人も出てきて、よく似ていて、渋い演技をしています。
私としては、大好きなジェイソン・アイザックスが出ていて、
ここ最近では、テレビドラマのスタートレックの艦長役でした。
きりっとした男前で、今回も提督役です。
軍服がよく似合って、男としてはメチャかっこ良くて憧れます。
ストーリーとしては、ハリウッド映画と違い、派手なドンパチは無く、
イギリス映画らしく、一流の俳優さんの演技の競演です。
イギリスの諜報局の M I 5 が作戦を取り仕切っていて、
後々、 007のジェームスボンドが所属していたM I 6と合体しています。
だから、MとかQとか007で出てくる暗号が出てきます。
そして、007の小説を書き、実際所属していた、
イアンフレミングらしき人も出てきます。
映画の中では、2重スパイ3重スパイも出てきて、
ハニトラ的な方法も使って情報を仕入れています。
こんなことは、昔から当前なのでしょう。
現在の日本は、あらゆる国から、ハニーちゃんやら、マネーちゃんを使って、
やられまくって、お股も脳みそも、ゆるゆるにされ、
上に行けば行くほど、何もかも、だだ漏れになっているでしょう。
映画の中でも、虚実入り乱れまくって、何が正解か分からなくなり、
最後の判断は、当時の首相であるチャーチルが決定します。
トップはこういう時に、自分の決断に責任を取るのが本来の仕事です。
この決断で、若い兵士が何万人も死ぬか、死なずに済むかです。
現在、ロシアのプーチン大統領も重い決断をしようとしています。
もし、ウクライナの東側や全土も取れたとしても、
第二次冷戦に突入するかもしれないし、経済制裁も受けます。
そうなると、ソ連邦が崩壊した時と同じようになり、
経済が破綻するかもしれません、一気に国民の生活が困窮します。
ロシアは資源と軍事兵器の輸出だけで成り立っているような国です。
資源のお得意さんであるヨーロッパの西側諸国が、
買ってくれなくなったら困ります。
その為にも、日本に買ってほしいのが山々です。
日本も本当は買いたいのですが、アメリカの親分に睨まれています。
そしてロシアのこういう強引な領土拡大を認めてしまうと、
前例を作り、中国も台湾と尖閣諸島に同じ事をしてくるでしょう。
全然、他人事ではありません。
日本国内でも現在では、土地、不動産に限らず、学校、企業、産業、
何でも外国による乗っ取りが進んできています。
これも日本が貧乏になってきたからです。
食品も、農薬や添加物漬けになっているのも、貧乏が原因です。
手っ取り早く、手間ひま掛けないで安くする事が、最優先だからです。
1973年のSF映画で、ソイレントグリーンというのが有りました。
もう約50年も前の映画で、未来を予測した映画でしたが、
見た時はショックを受けました。
今では、これから本当に起こりそうに思います。
さて、どうする ?