ソプラノ大森智子「ともこもなこ!」

歌とわたし。日々。


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生きる

2024-11-19 19:44:00 | 日記
悲しみが続くのはつらい
谷川俊太郎さんの訃報が


わたしが
というものを好きになったのは
谷川さんがきっかけで
中学生のとき
TBSの特番ドラマだったと思う
詳しい内容はぜんぶ忘れてしまったけれど
主人公が最後に亡くなってしまう
そのドラマのエンドロールで
谷川さんの『生きる』という詩が流れて
その言葉の一つ一つが
思春期の自分に突き刺さった



中3のとき買った詩集


そのあと
活動してた演劇部で
谷川さんのスキャットで
朗誦のトレーニングしたり

谷川さんの作品を読みまくって
じぶんでも拙い言葉並べてみたりして
谷川さんの詩とともに
じぶんの感性も育ったように思う



生きるということ
生きているということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ




ありがとうございました
遺してくださった言葉を
いとおしんでゆきます








サウダージ

2024-11-19 17:06:00 | 日記




詳細はまだオープンになっていませんが
来年
こちらを歌うことになりそうで
今日は
ポルトガル語の歌詞を習ってまいりました。


ブラジルの作曲家
エイトル・ヴィラ=ロボスの
『ブラジル風バッハ 第5番』
ソプラノと8つのチェロのための曲

パリ留学中に
1楽章の“アリア”は齧ったけど
2楽章の“ダンス”は初めて!


ブラジル風バッハは
全部で第9番まであり
その独特な世界観は
どれをとっても魅了されてしまう
大好きなものばかり!



ポルトガル語のディクション
教えてくださいましたTさんは
ブラジルに住んでいらっしゃった方で
とても丁寧に教えてくださり
ブラジルの風を感じました🥰
印象的だったのは
歌詞にも出てくる
【saudade サウダージ】
辞書には郷愁、ノスタルジー、懐かしさ
とありますが
この言葉は
ブラジルを歌う上で非常に大切な言葉なの
と教えていただきました。
フランスでいう esprit エスプリ
スペインでは lamento ラメント
のようなものでしょうか。
日本語への変換は難しいけど
暮らしているとすごく感じるもの。


いまも
ブラジルの歌の先生と
オンラインでレッスンを受けていらしてて
わたしも
来月には
オンラインレッスンを受けられるよう
つないでくださいました!


非常に難しい曲なのですけれど
お話いただけるのはありがたいこと
精一杯チャレンジします‼️