馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌02.05ホースが冬を訛った

ホースもいちずに傷んで
例外を
きょうは立春
このように折りたたんで
アイロンかける
もうそうなんじゃと
雪が落ちた
水が溶けた
こだわっていたことが
いきなり
こっちの蛇口から
笑いながら吹きだしてくる
あつかましくと
ひたすらにが
偶然のひとかたまりになって
余白を生きて
たやすくはない日々が
やわらかくなる
時間がたつと
このようにゆるんで
氷が流れた
冬が訛った
欄外を
ホースもひたむきに傷んで


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