伊勢屋のお団子で腹ごしらえした後は、深川不動堂のすぐ近くにある、
かの有名な富岡八幡宮へ。
江戸時代の測量家、伊能忠敬の銅像がありjます。
門前仲町に住んでいた伊能忠敬は、測量旅行に発つ前には、必ずこの富岡八幡宮を
参拝したのだそうです。
さて、これからお参りしようかと思っていたところへ、持っていた
「東京下町歩く地図帳」をみつけて、地元の見知らぬおとーさんがおもむろに
話しかけてきました。
そして、江戸っ子なおとーさん、雑誌を手に取り、熱く語りだしたのでした
おとーさんは毎年この神社の「深川八幡祭り」でみこしを担ぎ続けているのだそうです。
なんとパリにも招かれて、シャンゼリゼでみこしを担いだこともあるそうです
ここのお祭りの掛け声は「わっしょい」
輪になって背負うのでわっしょいなのだそうです
ふむふむ、勉強になります
お話が止まらなくなったおとーさん、「大関力士の碑」の前にも案内してくれました
富岡八幡宮は江戸勧進相撲発祥の地なのだそうです。
この石碑の左側にある巨人力士身長碑。
この碑に刻まれた力士の名前の上にある横線が、江戸時代の巨大力士の
身長のラインとのこと
175cm近くある背の高いおとーさんのはるか上、高いのは2m以上です
江戸時代の日本人は今よりもずっと背が低かったのに、さぞ目だったことでしょう。
手形足型もありました。でっかいです
おとーさんに出会わなければ、気づかず通り過ぎていたところ。
無料でガイドさんしてもらっちゃって感謝感謝です
赤坂の日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭とともに「江戸三大祭」の一つである
富岡八幡宮の深川八幡祭り(別名水掛け祭)は、来年の8月、3年に一度の本祭りとのこと。
「神輿がたくさん出て、観衆から担ぎ手に清めの水が浴びせられ、かなりの迫力だから
見に来るといいよ!」
と昔から知っている親戚のおじちゃんみたいなおとーさん。
こんな風に気楽に話しかけてくれるのが下町の人の良さです
その後、おとーさんと握手でお別れし、八幡様でお参りしました。
さらに奥の方には横綱力士の碑もありました。
代々の横綱の名前が刻まれていてました。
朝青龍の名前もちゃんとありましたョ
池に橋がかかっていて、鯉が泳いでいるのが見えました。
神社の境内は思ったほど広くなかったです。
おとーさんと話し込んでいるうちに、あっという間に時間がたち、
日が落ちてきました。
最近暗くなるのが早いです。
おだんごもすっかり消化され、いよいよお楽しみの夕食タイムです
富岡八幡宮のサイト
http://www.tomiokahachimangu.or.jp/