「ブログを参考に内部を確認したが、コンデンサーが故障しているのか、わからない」とのことでした。
確かにコンデンサー以外の部品の故障で、電源が入らなくなる場合もあります。電解コンデンサーの故障の場合は、交換修理対応可能です・・・とお伝えしたところ、名古屋市内なので取り外した電源ユニットを持っていきますので、確認してください、ということになりました。
後日電源ユニットを持ってきてくださり、さっそく内部を確認すると・・・
起動用コンデンサー3個と、液晶パネル用2個の合計5個が頭部膨張・液漏れを起こしています。これなら電解コンデンサーの交換修理で治りそうです。
TX90については、OSがXPであること(Vistaへのアップグレードはスペック的に厳しい)により、Microsoftのサポートが来年4月に終了してしまうので、故障しても修理するより買い替えするパターンが増えてきているようで、電源ユニットの修理依頼も減ってきています。
今回のお客様は、32インチのテレビとして活用しているそうで、もう暫く現役で使用したいそうです。
いつものように11個の電解コンデンサーを交換しました。
検証用のTX90に修理した電源ユニットをつないで、電源が入りWindowsが起動すること、負荷テストも問題なくクリアしましたので、電源ユニットのご返却です。
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