お使いのパソコンは、液晶一体型のデスクトップパソコンで、テレビ機能が付いていて、HDDは3TBを使用していました。
本当はそのまま3TBのSSDに換装するのが一番簡単なのですが・・・3TBや4TBのSSDは、大変高くてちょっと考えてしまいます。
お客様も、テレビ機能は全く使っていないこと、現状のドライブの使用量が250GB程度であり、今後もテレビ録画などはするつもりがない(パソコンの隣に録画機能のあるテレビがありました)ことなどから・・・1TBのSSDにすることにしました。
1TBのHDDに比べれば、高価ですが20,000円前後で購入できるようになってきました。
作業前に、オリジナルディスクのバックアップを取っておきます。
まずは、SSDへ丸ごとコピーしないといけません。・・・3TB→1TBへ容量が小さくなりますので、少し操作が必要です。
元の3TBのHDDはCドライブ2.65TB、Dドライブ50GBに割り振られています。
これを、1TBに縮小するのには、パーティション操作を行います。どらともは、「EaseUS Partition Master Pro版」を使用しています(詳しくはこちらを参照ください)。
最初のパーティションの状態です。
パーティションソフトにて、Cドライブの容量を680GBに縮小し、Dドライブとリカバリーパーティションを移動して、1.99TBの未割り当て領域を作成しました。これで、使用領域はほぼ1TBのディスクになりました。
これを、いつものように「これDo台PRO HighSpped」を使用して、1TBのSSDへクローン作製します。この時にコピーモードは「すべてのパーティション」にします。
クローン作成後の1TBのSSDはこんな感じです。
未割り当て部分が180GBほど、できてしまったので、Dドライブ、リカバリーパーティションを移動し、未割り当て分をCドライブに割り振ります。
(この操作は、検証用PCでなく、実機で行いましたのでCドライブ、Dドライブの表示になっています)
これで、1TBのSSDに換装できました。
あと、物理的なことも少し記載します。
元々のHDDは3.5インチのサイズ。SSDは2.5インチのサイズです。ノートパソコンなど最初から2.5インチのHDDを使用している場合は、そのまま取り付けができるのですが、3.5インチのHDDと交換する場合には、2.5インチから3.5インチの変換マウンタが必要になります。
大きさが全然違います。
マウンタもいろいろあり、デスクトップパソコンでも、液晶一体型の場合、ディスクへの接続ケーブルが、信号と電源が一体となった特殊なものが使われていることが多く、今回のパソコンもそのタイプでした。
3.5インチのHDDとコネクタの位置が同じでないと、うまく接続できません。
そういった場合は、ainexの「HDM-42」というマウンタを使います。
途中に中継基盤があり、コネクタの位置を合わせています。
やはり、HDDに比べてSSDにすると起動がとても速くなりますね。容量的に問題なければ、SSDの方がサクサク動作するので、お勧めです。
ちなみに、どらともの事務所のパソコン・・・ノートもデスクトップも全てSSDに換装済です。
HDDからSSDへの換装のご依頼、ご質問も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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