VistaからWindows7（SP1)へアップグレード

先日このブログで･･･Yahoo!JAPANが9月27日以降見えなくなってしまうという表示が出て、心配してパソコンを持って来てくださったお客様がありました。その時はOS（Windows7）やブラウザ（IE11)は、条件を満たしていたのですが、ブラウザの設定で「TLS1.2の使用」にチェックが付いていなかったので、注意メッセージが表示されていたのでした。

同じことは、重なるもので･･･今度はご近所さんから･･･Yahoo!が9月27日で見えなくなると表示されている。どうしたらよいのか･･･と事務所へ訪ねてきました。

環境を確認すると･･･OSがVistaであることが判明しました。そうするとブラウザ以前にOSをアップグレードしないとダメです。
Vistaは昨年4月にマイクロソフトのサポートが終了してしまっており、ネット使用はリスクがあります。

お客様と相談して、今のVistaパソコンをWindows7へアップグレードする事にしました。Vista→Windows7へのアップグレードでしたら、データやアプリもそのままで行うことができます。
今のWindows10へのアップグレードという方法もありますが、10年程前のVista機がWindows10で動作するのか、データやアプリは移行できないので、データの退避、アプリの再インストールなども発生します。まずVista機をWindows10にしても、きちんど動作しないか、動作しても遅くなってしまうと思われます。

お客様には、Windows7にアップグレードしても、2020年1月にはマイクロソフトのサポートが終了してしまうため、それまでには新しいOSのパソコンに移行することが必要になることをご説明しました。

VistaからWindows7へのアップグレードは、アップグレード後のWindows Updateに大変時間がかかるので、一旦お預かりしてからの作業となります。実際Windows Updateは200項目近くありました。
IEも11になり、Yahoo!JAPANを開いても、今まで表示されていたメッセージは出なくなりました。

これであと１年半弱、パソコンを安心して使えるようになりましたが、それまでに新しいOSのパソコンへの乗り換えを検討していただくことになりました。