1件目は、以前からパソコンの修理のお手伝いをさせていただいている企業様からだったのですが・・・工場で使用しているパソコンのハードディスクが壊れてしまい、一週間分のデータのバックアップがとっていなかったので、救出して欲しいというご依頼でした。
どらともは、データ復元の専門業者ではありませんので、重障害のディスク故障の場合は、対応できないこと、救出できたとしても100%の救出は保証できないことなどをご了解いただき、ハードディスクを事務所へ持ってきてくださいました。
業務用のデータなので、翌日には復元したデータを受け取りたいとのことでした。
まずセクター単位のクローンディスクを作成します。軽障害のようで順調にクローン作成ができました。
クローンディスクの修復作業を行い、ご希望のデータをCD-Rに焼きました。
もとの状態がわからないので、全てのデータを救出できたかどうかは不安だったのですが・・・後日お客様から、「実機で問題なくデータを開くことができた」とご連絡がありました。
2件目は、壊れたノートパソコンから、写真のデータを取り出して欲しいということで、こちらも雨の中事務所へパソコンを持ってきてくださいました。
パソコンを確認すると・・・ヒンジの部分が割れています。どうも落下させてしまったようですね。
パソコンに詳しいという友人にいろいろ見てもらったそうですが、Windowsファイルが壊れているということで、ギブアップとなったそうです。
ハードディスクを取り出して、検証用パソコンにつないでみると・・・嫌な音がして、ディスクを認識できません。
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まずクローンディスクを作成するのですが・・・作成途中でディスクが未接続になってしまいうまくいきません。
ソフトで丸ごとバックアップを取ることも試みましたが、やはりディスク自体を認識してくれません。
やはりハード的にクローンを作ることを考え、いろいろ試してなんとかデータのコピー開始できました。・・・しかしその転送速度が遅く、なんと残り時間が「170時間」の表示が
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170時間というと、7日間です。
・・・ということでいまだに、クローンディスク作成中なので、最後までうまくいくのかどうか、今現在不明な状態です。
このブログでも何回も書いていますが・・・パソコンはいつ壊れるかわかりません。大事なデータは必ずまめに、USBメモリー、CD・DVD、USB接続のハードディスクなどの媒体にバックアップを取っておいてくださいね。
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