他のアプリは全く問題ないそうです。
以前はWindows10だったのですが、今回はWindows11になっていました。いつの間にか画面が変わっていた(Windows11になっていた)そうです。
とりあえず「筆ぐるめ」を起動してみると・・・「お使いの環境ではこの筆ぐるめを使用することはできません。」と表示され、起動しません。
今までよくあるのは、「筆ぐるめ」のフォルダーを誤って消してしまうことです。
基本的に「筆ぐるめ」のフォルダーは、「ユーザー」-「パブリック」-「パブリックのドキュメント」-「みんなの筆ぐるめ」と、「ドキュメント」-「筆ぐるめ」の2ケ所にあります。確認してみると「ドキュメント」の下の「筆ぐるめ」フォルダーがありません。ゴミ箱を確認してみると・・・「筆ぐるめ」フォルダーがありました。「元に戻す」でとりあえず、元の「ドキュメント」の下に戻しました。
しかし状況は変わりませんでした。
お客様もいろいろ調べて、アプリの削除→再インストールを行えばよいという情報を見つけて印刷して持って来てくださいました。その指示通りにやろうとしたそうですが、画面が違ってよく分らなかったそうです。
実はお客様のパソコンは、Dynabookで、入っている筆ぐるめも「筆ぐるめ26for Dynabook」という、Dynabookの購入時にプリインストールされているものでした。お客様の資料は富士通製のパソコンの資料でしたから、画面や文言などが異なっていました。
プリインストールのアプリは、「アプリの再インストール」ソフトから、再度インストールすることが可能です。
一旦アプリを削除して、再インストールを試みてみました。ファイルの解凍が始まりそれらしく進捗しているのですが、最後の「完了」画面が出てきません。暫く待ってみましたが、画面はそのまま。念のためここで「筆ぐるめ」を起動してみても、やはり同じエラーが表示されます。
さらに「筆ぐるめ」サイトで調べると、Ver26は、Windows11対応用のアップデートパッチが提供されていました。こちらをダウンロードして、実行してみると・・・「筆ぐるめ26」が見つかりません、云々・・・というメッセージが出て、アップデートできません。
「システムの復元」も考えましたが、いつから筆ぐるめが起動しなくなったのかわからない・・・、Ver26になっても今後Windows11でずっと使えるかは不明である事・・・などから「筆ぐるめ」の最新版を購入し、インストールすることにしました。
お客様は、宛名書きの用途でしか使わず、裏面(デザイン面)は、「筆ぐるめ」を使わないとのことでしたので、筆ぐるめのいろいろな素材は、必要ないとのことでした。ネットで調べると「筆ぐるめ30 年賀状 2023年 ダウンロード版」が手ごろな値段でありましたので、了解のもと購入、ダウンロード、インストールを行いました。
事前に「筆ぐるめ」フォルダーは、バックアップを取ってからインストール作業を行いました。
筆ぐるめ30を起動してみると、今までの住所録が表示されています・・・が、「旧」のアイコンで表示されており、開こうとすると、筆ぐるめ30の新しい形式に変換が始まりました。変換後の住所録は、問題なく開くことができました。複数の住所録があったのですが、全て新しい形式に変換して、開ける事を確認しました。
年賀状の準備もそろそろ始めないといけない時期になりましたね。アプリの動作だけでなく、プリンターの状態も事前に確認しておくと安心です。
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