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ノートパソコンのキーボードが故障した場合

ノートパソコンでは、キーボードが故障することがあります。長いことキー入力を行っていて、いくつかのキーが入力できなくなったり、キーボード上に水分をこぼしてしまい、キー入力がおかしくなったり、その現象は様々です。

今回、ノートパソコンのキー入力が全くできなくなったとご依頼がありお伺いしました。

電源を入れて、Windowsのログインパスワードを入れようとしても、全く文字入力ができません。マウスのカーソルは動いています。
こんな時は・・・まず再起動を行ってみます・・・しかし状況変わらず。以前このような案件の時に、ノートパソコンのバッテリーを取り外して再度取り付けたら直ったことがあったので、試してみましたがダメでした。
手持ちのUSB接続のキーボードをつないでみると・・・きちんと文字入力ができ、とりあえずWindowsにログインできました。
デバイスマネジャーで確認してみると・・・うん?「キーボード」が見つかりません???
どういうことなのかな?と思い、いろいろ確認してみましたが・・・やはりキーボード自体を認識していません。
キーボード自体が故障してしまったのでしょうか? 最後の手段で「システムの復元」を行ってみました。もしドライバーなどのファイルの破損であれば、問題なく動作していた時点へ復元すれば、キーボードを認識できて使えるはずです。
復元にはかなり時間がかかりましたが・・・復元後も状況は変わらず。

そうすると、キーボード自体の故障の可能性が高いです。
対処方法としては
1.使っているノートパソコンのキーボードを探して入手して交換する。
2.USB接続の小型キーボードを用意して、そちらを使用する。
のどちらかになります。

1.がベストの対処方法なのですが、デメリットとして・・・同型番のキーボードを入手するのに時間がかかること。古い機種だと入手できない場合があること。
 キーボードも純正部品なので、わりと高価なことと、修理屋さんでの交換となるのでその作業費も発生し、トータルで費用がかかること・・・が挙げられます。

2.は、USB接続の小型キーボードは、2,000~4,000円程度で入手でき、パソコンを扱っているお店でしたら購入可能です。1.よりもかかる費用は抑えられます。しかし一番のデメリットは、外付けキーボードとなるため、ノートパソコンを持ち運ぶような場合は、キーボードも一緒に持ち運ばないといけません。

今回のお客様は、ノートパソコンは持ち運ばないそうで、2.の小型の外付けUSBキーボードを接続して使用することになりました。

とりあえず、どらともの手持ちのUSB接続のキーボードを使用してもらい、「小型USB接続キーボード」が入荷したら、交換することになりました。
お使いのノートパソコンはテンキー付きのキーボードでしたので、幅がノートパソコンと同じくらいの36cm、テンキー付きのUSB接続のキーボードを用意して再度お伺いしました。


ノートパソコンの場合、キーボードは一体になっているので、故障してしまうと修理(交換)しないと使えないと思っているユーザーもいらっしゃいますが、外付けのキーボードを用意すれば、文字入力は問題なく行えるようになります。

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