プリンターの給紙関連は、機械的な故障の場合が多いので基本的には、修理対応できないとお話しているのですが・・・他にも聞きたいことがあるということで、とりあえずお伺いしました。
印刷機は、複合機タイプでそれほど古くありません。まだ新しい機種です。
給紙ができない場合は、給紙するローラーが、汚れや摩耗で滑ってしまい給紙できないことが多いです。
実際に印刷を行っていただきました。
はがき作成ソフトで作ったデザイン面の印刷で、確かに給紙できなくて、エラーとなってしまいます。
プリンターにセットされているハガキを確認して・・・納得!
和紙タイプのハガキで、とっても厚いです。これでは給紙できないかもと思いました。
お客様に確認すると・・・このハガキで印刷するのは初めてだそうです。
プリンターは、最近の仕様の前面給紙しか対応していないタイプでした。前面給紙のプリンター(複合機)が最近は増えてきているというか、ほとんどがそのタイプですが・・・ハガキや写真用紙の厚みがあると給紙できないものが多いです。ハガキの場合は、官製はがきの厚み程度の印刷を保障している程度です。前面給紙の場合・・・用紙を持ち上げて給紙して、裏返しに折り返して?印刷しますので・・・極端に厚い(重い)用紙の場合は、給紙が困難です。
お客様に確認すると・・・官製ハガキくらいの厚みのはハガキをお持ちでしたので、その用紙をプリンターに入れて印刷したところ、正常に印刷できました。
とりあえず、官製ハガキ程度の厚みのハガキで印刷してもらうようにお願いいたしました。
昔は・・・というか、ちょっと前は、背面給紙が一般的でした。一時は、前面と背面給紙のどちらもできるプリンターもありましたが、最近は前面給紙が一般的になっています。
背面給紙は、用紙が落ちていく方向に給紙しますので、流れ的には自然で・・・ある程度の厚みの用紙でもなんとか印刷することが可能です。
どらともでは、2台のプリンター(複合機)をつかっていますが・・・そのうちの1台は、背面給紙対応(前面も可)の機種を使用しています。
冠婚葬祭に関するハガキは、官製ハガキでないことが多く、それらの印刷のご依頼があった場合に、多少厚めのハガキでも印刷できるようにするためです。
もちろん、前面給紙の機種は背面がすっきりとして、コンパクトになる、メリットがありますので・・・どのような用紙に印刷することが多いのかによりますね。
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