元々パソコンは、Windows7とWindows8.1の2台(どちらもデスクトップPC)をWifi接続で使用していて、今回Windows8.1のパソコンが壊れてしまい、Windows10の新しいパソコンを買ってきたので、初期設定のご依頼でした。
設定の途中で、ネットにつなぐ手順のところで・・・もともと無線機能のないパソコンでしたので、故障したWindows8.1パソコンに使用していたUSB接続の無線子機を使用する予定でしたので、とりあえず「スキップ」して進みました。
ネットにつなぐ段階で、まずどらとものノートパソコンで無線子機のドライバーをダウンロード、USBメモリーでコピーして、無線子機の設定が完了しました。
それで、お客様のWifi環境につなごうとすると・・・うん?無線にはつながっていますが、「インターネット接続なし」になっています。
先ほどのどらとものノートパソコン(Windows10)は、どらとものモバイルWifiでネットにつないだのですが・・・お客様のWifi環境につなごうとすると、やはり同様に「インターネット接続なし」になってしまいます。
別の場所に設置してあるWindows7のパソコンは、きちんとWifiにつながりインターネットも見ることができます。
念のためパソコンのIPアドレスを確認してみると・・・172.25.X.XのクラスBのアドレスでした。
何でクラスBのIPなんだろうと思い、ネットワーク機器を確認させていただきました。
ケーブル回線で、モデムの後段にWifiルーターが接続されていました。しかしこのWifiルーターがなぜか「ブリッジ」モードになっていました。
ご利用のケーブル回線は、モデムにはLANコネクターが一つしかなく、複数台パソコンを使用する場合は、HUBやルーターを利用するように指示があります。
HUBを使った場合は、クラスBのIPアドレスが8つ割り振られるみたいで、最大8台まで接続可能となっていました。
現状無線ルーターが、ブリッジモードなので、各PC、複合機にはクラスBのIPアドレスが、それぞれ割り当てられています。
各機器これもで、よいのですがセキュリティ向上には、ルーター機能を使用した方が安心です。
お客様に、ブリッジモードで使用しているのに、何か理由はありますか?と尋ねたところ・・・特にない。家のリフォームの時にモデムなどの機器が変わった・・・とのことでした。
Wifiルーターの動作モードスイッチを「ルーター」に切り替えて、電源を入り切りしました。ルーターが起動してから、Windows10のパソコンを確認してみると・・・インターネットにつながっています。IPも192.168.10.Xになりました。
どらとものWindows10のノートパソコンも、インターネットにつながっています。
他のWindows7パソコンやWifi接続の複合機も問題なくネットにつながっていることを確認しました。
う~ん、Windows10でクラスBのIPアドレスだと、インターネット接続ができないということは聞いたことがないのですが、セキュリティの設定などで引っかかるところがあるのでしょうか。
Windows7や8.1では、その状態でインターネットがつながっていたので、何か違いがあるような気がするのですが・・・よくわかりません。
とりあえず、ケーブル回線のクラスBのIPアドレスをHUB(ブリッジモード)で、8個まで使用してインターネットに接続するよりも、ルーターのルーティング機能を使用してクラスCのIPアドレスで使用した方が、セキュリティ的に少しは安心できますし、一般的な設定方法だと思います。
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