パソコンサポートのお仕事は、ソフトのインストール、アンインストールや設定などのソフト的な仕事だけでなくて、電源ユニットが壊れたり、液晶が割れたりして故障したパソコンのハード的な仕事もあります。
電源ユニットの故障の場合・・・汎用電源ユニットや、入手が容易な電源ユニットの場合は、動作品と交換することで対応できます。しかし特殊な仕様(形状やコネクタ)の電源ユニットの場合は、なかなか入手が難しいことが多いです。そのような場合は、内部を開けて部品を確認してたいていは、電解コンデンサーの故障のことが多いので、交換することも行います。また、先日のようなハードディスク(HDD)の基盤を交換して、フラッシュメモリを外し、交換して取り付けるような場合に不可欠なのが・・・はんだごてです。ほとんどの電気部品(パーツ)は基盤にはんだ付けされていますので、それを取り外して、交換部品を取り付けるのもはんだ付けします。
会社員のころは、試作品をはんだ付けしながら組み立てていましたので、はんだ付けはしょっちゅう作業として行っていました。20125のチップ部品もピンセットでつかみながらはんだ付けしていました。
この仕事を始めてからも、はんだ付けは時々行うのですが・・・7年前に網膜剥離の手術をしてからは、はんだ付けも結構きつくなってきました。
でも以前より時間はかかるようになりましたが、はんだ付け作業は行っています。
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使っているはんだごてです。もう結構使い込んでいてボロボロです。
真ん中の30Wのはんだごてをメインで使用しています。たいていのリード部品のはんだ付けはこのはんだごてで間に合います。
一番左の20Wのはんだごては、チップ部品のはんだ付けに使用します。
一番右の40Wのはんだごては、あまり使用しないのですが、大きな面積のはんだ付けや、コネクタや部品の取り外しに使うことがあります。
あとは、はんだ吸取器とはんだ吸取線を使用します。
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はんだ吸取器は、リード部品を取り外すときに重宝し、便利です。
まあ、目の手術をしたので、あとどれくらいの間、細かいはんだ付けができるのかは、わかりませんが・・・修理ではんだ付けが必要な場合は、できる限り対応するように・・・がんばります。
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