3月18日のブログにも書いたのですが・・・パソコン操作で目の疲れを以前より感じるようになり「パソコン用メガネ」を買いました。その時には、すでに目に異変が起こっていたのかもしれません。
車を運転していて、たまたま右目の左上が黒くなって見えないことに気がつきました。両目で見ているときは全く気がつかなかったのですが・・・特に痛みがあるわけでもなく、両目では全く不自由なかったので、後日仕事が空いていた午前中に近所の眼科へ行きました。
状態を伝えいろいろ検査してもらい、網膜剥離でありかなり進行していることを告げられました。手術のできる医院を紹介するから、午後から行くように言われましたが・・・こちらもそんな急な事態は想定しておらず、お客様の予約が入っています。
とりあえず、午後は勘弁してもらい、翌日の朝に紹介状を持って医院へ行くことになりました。
事務所へ戻り翌日以降の予約のお客様には、状況をご説明してキャンセル・延期のお願いをしました。みなさん、快く了解してくださり本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
自宅に帰り、目の手術をすることを話しました。家族は驚いていましたが・・・自分自身あまりにも急な話だったので、実感があまりなくて、変な心配事もなくてその日は、逆にぐっすり眠れました。
翌朝、指示された医院へ行きました。受付で紹介状・保険証を渡して暫く待っていると、名前を呼ばれまたいろいろな検査を行いました。
検査後にまた暫く待っていると今度は先生の診察です。
総括すると・・・網膜剥離が進行しているので、すぐに手術が必要なこと。そして白内障の兆候もあるので、併せて手術したほうがよいことのことでした。兆候があるのであれば一緒に手術してもらうようお願いしました。
そして、手術はその日の午後3時からに決まりました。昼食は近くで済ませること・剥離が進む恐れがあるのでできるだけ安静にしていることを言われました。血圧・血液検査などを済ませて、近くのお店で軽くお昼を食べました。
2時に医院に戻るように言われていたのですが、お昼を食べて戻ってもまだ1時過ぎです。できるだけ安静にしているようにとのことだったので、医院の外の長椅子で寝ていました。
午後2時になり、医院に入りまた暫く待っていました。氏名と手術箇所などを書いたカードをもらい、首からぶら下げました。
3時前には、呼ばれて着替えを行い、いよいよ手術です。
大きな椅子に座りました。特に頭を固定するわけでもなかったのですが、しっかりと頭を保持していました。
まず白内障の手術から・・・こちらは、目薬タイプの麻酔を目に入れてから始まりました。局部麻酔なので音などは聞こえます。
そのあと、注射の麻酔を打ってから網膜剥離の手術です。
術中は、全く痛いといった感じはありませんでした。ただただじっとしているだけです。
右目金属眼帯を絆創膏で止めてもらい、手術室から出てきたら、一時間ちょっと経っていました。術後も全く痛みは感じません。
剥離した網膜部分を押さえつけるために、ガスを入れるのですが、ガスは軽いので、網膜を抑えるためには、うつ伏せの姿勢でいるように説明がありました。
歩くときでも、1~2メートル前を見るような感じで、下を向いていてくださいとのことでした。
車で迎えに来てもらい、事務所へ戻りました。この日は、そのままうつ伏せのまま寝ていました。
翌朝、医院へ行き、右目を覆っていた金属眼帯・絆創膏などを取ってもらい、検査してもらいました。まだ右目は、ぼんやりしていてよく見えません。
検査では、しっかりついているので、引き続きうつ伏せの姿勢を保ってくださいとのことでした。一日4回・3種類の目薬をもらいました。
今度は、家まで送ってもらい、またうつ伏せの生活が始まりました。
ずっとうつ伏せでいるのは、結構つらいですね。夜寝る時は、知らないうちに目を触るといけないので、金属眼帯をしてうつ伏せで寝ます。
そんな生活を2日間続けて、また検診へ行きました。
問題ないとの診断で、また家に戻ってうつ伏せ生活です。
普段なんでもない時は・・・一日ずっと寝ていたい、なんて思うのですが・・・いざうつ伏せで一日ずっと寝ているのは、ほんと苦痛でした。
一週間くらいすると、ガスが少しずつ抜けてきて、目の上部1/5?くらいは、見えるようになってきました。そのころの検診では、うつ伏せがつらければ、横向きでもよいと言われました。
翌日からは、近所の眼科へ行くように指示があり、書類をもっていきました。
そこでは、右目の眼圧が高い48?と指摘があり、眼圧を下げる飲み薬を処方してもらいました。数日後再度診察に行くと、まだ眼圧が高いので、手術をした医院へ行くように言われ、眼圧を下げる目薬を処方してもらいました。
そして、今まで使っていたメガネだと、手術をした右目は、多少視力が上がったみたいで、度が強すぎて疲れてしまうので、メガネの処方をしてもらいました。もちろん術後3か月くらいは視力が不安定なので、今メガネを作っても、また作り直さないといけないことは承知の上です。
翌日また医院へ診察に行きました。眼圧も下がっており、飲み薬はやめて目薬のみになりました。そしてこのころには、だいぶガスも抜けて、視野の下少しだけぼやけている程度になりました。
術後10日くらいから、仕事を始めました。といっても車の運転はできないので、バス・電車をつかっての通勤です。公共機関での通勤は、会社員時代ぶりなので6年ぶり?かな。
出張の仕事(車移動)はできないので、電話対応のみの仕事でした。
2週間程度経って、やっとガスも抜けて・・・メガネを新しくして、車も昼間明るい時間帯であれば運転できるようになりました。
1ヶ月経った現在は、仕事を午前9時から午後5時までに時間を短縮して営業しています。午後5時に終われば・・・明るい時間帯に自宅へ帰ることができるからです。これからはだんだん日が長くなってくるので、そうすれば少しずつ終了時間を延ばすことができると思います。
実際の仕事では、右目は近くのピントを合わせることができません。そのためパソコンの画面やパソコン修理で近くを見る時は、ほとんど左目で見ているような感じです。もう少し視力が安定したら、運転用(遠くをみる)メガネと、作業用(近くにピントがあわせやすい)メガネを用意しないといけないですね。
以前みたいに、細かい作業を長時間行うことはできないと思いますが、これからも無理せず頑張っていきますので、よろしくお願いします。
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