電源ユニットの修理は、何の問題もなく完了しました。つぎは取れてしまったコネクタをつなぎなおす作業です。
コネクタが完全に取れてしまっており、さらにパターンが剥がれてしまっています。
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この場合、極細のポリウレタン線を使って、コネクタの端子とパターンを半田付けして修復します。スルーホールがとっても小さいので、ここに線を半田付けするのは大変です。
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スルーホールでないパターンは、途中でパターンをカットして、ポリウレタン線で半田付けしました。
わずか10本の配線ですが・・・結構時間がかかってしまいました。
導通テストやショートがないことを確認して、半田付け部が外れないようにホットボンドで固定しました。
あとは、輸送の振動などで外れないように。
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会社にいた最初の7年くらいは、ヘッドホンステレオの電気設計をしており、一番最初の試作(0次試作)は、手半田で部品をつけて基板を作るのですが・・・0次試作だと、パターンの設計ミスが時々あり、そんな時にパターンカットして、ポリウレタン線を使って配線し直していたことを思い出してしまいました。
4月になり、どらともサポートも4年目に入りました。
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ご利用いただきました皆様には、感謝いたします。
本当に日々勉強の毎日です。これからも頑張っていきますので、よろしくお願い致します。
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