パソコンは、MouseコンピューターのLB-FF550Sです。
確認してみると・・・画面表示はされているのですが、全体的に緑がかっていています。さらに以前開いていた画面やウィンドウが薄く表示されていました。
まず外部映像出力につないでみると・・・正常な色で表示されていました。残像も見えません。マザーボード上のグラフィック関連のトラブルではないようでした。
液晶パネルが割れてしまったなどという場合は、パネル交換とすぐ判断できるのですが・・・映像は表示されており、色がおかしかったり残像が残るという場合は、液晶パネル本体の故障以外に、マザーボードと液晶パネルをつないでいるケーブルの切断や接触不良なども考えられます。
ケーブルの切断しかかりでしたら、パネルの開け閉めの途中で状態が変わることが多くあります。今回はそのような様子もなく、マザーボード側、液晶パネル側のケーブルのコネクタへの接続もきちんとしていました。
そうすると、液晶パネル自体の故障の可能性が高くなります。液晶パネルを手配することにしました。
液晶パネルは、同じ機種のパソコンでも使用しているパネル型番が異なっていることもあるので、実際に液晶パネルを取り外して型番を確認して手配します。
また同じ型番でも光沢(グレア)タイプと非光沢(ノングレア)タイプが指定できる場合があります。今回はお客様に確認して非光沢(ノングレア)タイプを手配しました。
液晶パネルが入荷しましたので、早速交換を行いました。やはり液晶パネル自体の故障だったようで、交換後は正常な色で表示され、残像が残ることもありませんでした。
最近のノートパソコンは、本体の薄型のために液晶パネル自体や、パネルカバー自体が薄くなっています。そのため、ノートパソコンのパネルカバーを開けたり閉めたりする際に、隅っこを持って開閉するとパネルにストレスがかかり、トラブルが発生することもあるみたいなので注意が必要です。
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