調べてみると・・・DVDドライブがつながっているIDEチャネルの転送モードが「PIOモード」のままで変更することができません。
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通常ならDMAモード・PIOモードの選択ができるはずなのですが、選べるようになっていません。
・・・これがうわさのPIO病か~
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IDE機器の転送モードは2種類あり、一つはDMAモードです。データの転送をCPUを介さずに行うモードです。もう一つはPIOモードで、CPUがデータ転送の管理を行うため効率が悪く、速度がでないだけでなく、処理も重くなります。ところが、DMAモードの機器でも、何らかの原因でエラーが続いた場合、Windowsが暫定処置としてPIOモードで機器を動作させ、そのままPIOモードから戻らなくなるのがPIO病です。
これを直すには、レジストリをいじる方法と、IDEチャネルを一旦削除して、再認識させる方法があります。
レジストリをいじる方法は、かなりリスクがあること、今回のDVDドライブがつながっているIDEチャネルがセカンダリーであったことから、IDEチャネルを削除する方法で進めました。
「デバイスマネージャ」の「IDE ATA/ATPIコントローラ」を開きます。次に「セカンダリIDEチャネル」を右クリックし、「プロパティ」を開きます。ここで「現在の転送モード」が「PIOモード」になっており変更できない(PIO病)ことを確認しておきます。
再度「セカンダリIDEチャネル」を右クリックし、「削除」を選択します。
これでパソコンを再起動して確認すると・・・「DMAモード」になっていました。
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PIOモードになってしまった原因として、DVDドライブの動作が不安定でエラーが頻発したような場合が考えられますが・・・半日ヒートランしましたが現象が再発しませんでしたので、暫く様子見とさせていただきました。
もし再発した場合は、DVDドライブの交換も検討しておいたほうがよいとお話させていただきました。
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