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Qosmio E10 リカバリー

昨年の8月に、こちらのブログにQosmio E10(XP機)が起動しなくて、原因がHDDのセクターエラー発生でしたので、中古のIDE(P-ATA)接続のHDDを入手して、クローンコピー→ファイル修復で正常起動できるようになった記事を書きました。
2019年8月13日記事
2019年8月18日記事

このブログをご覧になって、同じQosmio E10で同じような現象で、ご自身でリカバリーを行い成功するも、SP3へのアップデートなどを行い再起動すると起動できなくなってしまい、リカバリーDVDでの修復もできなくなった・・・ということで、日程を調整して事務所へパソコンをお持ちいただきました。

まず一番怪しいと思われる、HDDを取り出して検証用パソコンでチェックしました。すると・・・



「異常」状態です。使用時間が3万時間を超えており、HDD自体の寿命と思われます。
パソコンをお預かりしました。

対処としては、別のHDDを用意して、元ディスクのクローンを作成して、ファイルを修復(前回のように)すればよいのですが・・・「異常」状態の場合、HDD自体もうまく認識できず、クローン作成もうまくいかないことがほとんどです。
この点については、リカバリー(初期化)→SP3へのアップデートまででOKで、データなどは不要とのことでした。お客様のほうで作成したリカバリーディスク、SP3アップデートファイルを持ってきてくださいましたので、こちらを利用すればなんとかなります。
あと使用しているHDDが、IDE(P-ATA)タイプでした。前回もこのP-ATAタイプのHDDを入手するのに苦労しました。新品はあまり流通していないので、前回は程度の良い中古HDDを入手して作業を行いました。
今回もP-ATA(IDE)接続の2.5インチのHDDを探さないといけません。
ネットでいろいろ探すと・・・160GBのP-ATAの新品HDDが、いわゆる普通の?価格で入手できることがわかり手配しました。
P-ATAの新品HDDは、貴重なので高価格で出ていることもあるのですが、ラッキーでした。


使用時間や、電源投入回数などから判断すると、新品のHDDでした。

さっそくリカバリーディスクを使用して、リカバリーを行いSP3にアップデートしました。リカバリー自体は問題なく完了しました。
ところが、Cドライブが123GBまでとなっていました。逆にリカバリーパティションは4GB→25GBに増えています。
つけたHDDが160GB・・・で思い出しました、初期のXP機までは、137GBの壁がありました。
OSはXP SP3なので対応していると思うのですが、たぶんBIOSが対応していないと思われます。
いろいろチャレンジしてみてもいいのですが、Cドライブ容量が元より増えていますので、お客様と相談しこのままということになりました。



XPのサポートは2014年4月に終了していますが、オフラインでは、まだ使っているユーザーもいらっしゃいます。
HDDの故障などであれば、リカバリーなどで対処できる可能性が高いのですが・・・使われているP-ATA(IDE)のHDDが入手困難になってきているのが、悩みです。
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