スライドやナレーションを自動再生にして、pptxファイルで動画のように作成しました。
お客様もこれでOKとおっしゃっていたのですが・・・数日後に、動画(mp4)の形式にしたいとの連絡がありました。
気になったのは・・・お客様のPowerPointは2010でした。元々Windows7→Windows10へアップグレードしたパソコンなのですが。Officeは2010のままでした。
最近のPowerPointならスライドショーをmp4に変換できるのですが、PowerPoint2010はmp4にできたか記憶がありませんでした。
ネットで調べてみると・・・wmvとmp4のどちらにも変換できるという記事もありますし、wmvにしかできない記事もありはっきりしませんでした。
mwv(Windows Media Video)には変換できるのは確かなので、最悪pptxからwmvの動画に変換してから、さらにmp4に変換すればよいかなと思いお伺いしました。
PowerPoint2010ではやはり「ビデオの作成」を実行しても、保存できるファイルの種類は「wmv」しかありませんでした。mp4には直接変換できないみたいでした。一旦wmvで動画作成してから、別のアプリでmp4に変換することにすることにしました・・・が、お客様からもう一台パソコンがありますとのお話がありました。
普段は、Win7→Win10へアップグレードした液晶一体型のデスクトップパソコンを使用しているのですが、持ち運び用のノートパソコンがあります・・・とのこと。
拝見すると・・・比較的新しいノートパソコンで、確認するとOffice2016(PowerPoint2016)が入っていました。PowerPoint2016なら、pptxファイルをmp4で保存することができます。
それがわかれば・・・デスクトップのpptxファイルをUSBメモリ経由でノートパソコンに移して、PowerPoint2016で開き、mp4の動画保存しました。
2016では、「ビデオの作成」ではmp4がデフォルトになっていて、プルダウンでwmvを選択するようになっていますね。
お客様は・・・パソコンが元がWindows7で古いからダメなのですか?とおっしゃいましたが・・・現状はWindows10の最新バージョンになっているので、Windowsが古いからではなくて、Office(Word、Excel、PowerPointなど)が、Windows7の時に入っていたOffice2010のままで古いのが一因です。
Windows7→Windows10へアップグレードしてパソコンを使用しているユーザーの環境では、Officeは2010の場合が多いと思います。Officeにもサポート期限があり、Office2010は2020年10月13日で、マイクロソフトのサポートが終了してしまいます。なので現在Office2010を使用しているユーザーは、10月13日までに新しいOfficeに移行する必要があります。サポート期限が過ぎても、Office2010は使用できますが・・・セキュリティ更新が終了してしまうので、ウィルスへの感染などのいろいろなリスクが高くなってしまいます。
Windowsにサポート期限があるように、Officeにもマイクロソフトのサポート期限があり、直近がOffice2010の2020年10月13日になります。
最近の「パソコンサポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事