Vistaのデスクトップパソコンでした。
どこかおかしいわけではなくて、何となく全体的に遅いとのことです。
まずディスクの使用状況の確認です・・・すると最近のVista機でよく見られるCドライブの空き容量不足でした。空き容量が1GBを切ってしまってます。
Cドライブの総容量が50GBなのに対して、Dドライブは200GB近く割り振られており、さらにほとんど未使用です。
ハードディスクの状態を確認すると「正常」で問題無いようでしたので、パーティション操作を行い、Dドライブの容量を減らしてその分をCドライブに割り振ることをご提案しました。
通常パーティション操作を行う場合は、ディスクを丸ごとバックアップを取ってから行うので、パソコンをお預かりするのですが・・・今回できるだけ早く使用したいとのことでしたので、その場でパーティション操作を行うことになりました。もちろん最悪の場合、ディスクの読み取りができなくなることがあることもご説明して納得の上での作業です。
約1時間ほどで、パーティションの変更が完了しました。Dドライブから100GBを削り、Cドライブに割り振りました。これでCドライブの総容量が150GBとなり、空きが100GB増えました。
Vista機なので限界はありますが、最初よりはスムーズに動作するようになりました。
Vista機では、ハードディスクの容量がそれほど大きくなくて、さらにCドライブとDドライブに分割しているような機種では、最近Cドライブの空き容量が不足して困っているユーザーが多いみたいです。もちろんCドライブの空き容量を増やすためには、不要なファイルやソフトを削除したり、必要なデータは外部メディアに保存して、パソコン本体からは削除するなどの方法がありますが、どのファイルやソフトが不要なのかの判断が難しかったり、実際に削除しても思ったほど空き容量が増えないことが多くあります。
そんな場合、パーティション操作を行いCドライブの容量を増やす(その分Dドライブの容量は減ります)ことをしたり、より大容量のハードディスクに丸ごとコピーして、Cドライブの容量を増やすなどの対処が可能です。
VistaのMicrosoftのサポートが2017年4月11日までなので、どこまで手を入れるか悩むところですね。
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