ヘンなメッセージが表示されて、そこから進まないそうです。
パソコンはUH55/Hでいわゆるモバイルノートで、2年くらい前にどらともでWindows7→Windows10へのアップグレード、HDD→SSDへの換装を行いました。
ヘンなメッセージが表示されて進まないということは、SSDが壊れてしまったのかなと思いました。
パソコンをお預かりしました。
電源を入れてみると・・・BIOS設定がリセットされていて「F1」キーで続行、「F2」キーで設定というメッセージが英語で表示されていました。
おそらくこれを、ヘンなメッセージと言っていたのでしょうね。
「F2」キーを押して、BIOS設定画面を表示すると・・・やはりBIOSがリセットされていて、時計がリセットされていました。時間を合わせて、他の項目を確認すると、起動順位が「FDD」が最初になっていて、「Windows Boot Manager」が一番下になっていました。これを一番に設定して、BIOSを保存して再起動してみると・・・無事にWindowsが起動してきました。
どうもBIOSがリセット(初期化)されてしまったようです。
Windowsが起動してきて、一般的な動作も問題ないのですが・・・バッテリーのランプが、ゆっくり赤く点滅しています。
メーカーサイトで調べると・・・バッテリーを取り付け直しても、状態が変わらない場合は、バッテリーの異常で新しいバッテリーと交換するように記載がありました。
この機種は、底面のネジを外すとカバーが外れて、バッテリーにアクセスできます。マザーボードとバッテリーをつないでいるケーブルを外して、暫く経過してから接続して、もう一度電源を入れてみました。
すると、またBIOSの設定を促す画面が表示されました。またBIOSがリセットされたみたいです。
再度設定を行い、Windowsを起動できましたが、やはりバッテリーのランプは赤のゆっくりした点滅のままです。
ACアダプタを外して、バッテリーだけでは、全く電源が入りませんでした。どうもバッテリーが完全に消耗してしまって充電もできないみたいです。
BIOSについては、ノートパソコンだと、BIOS保持用の電池(充電タイプが多い)があり、バッテリーが消耗してもBIOS保持用の電池が設定を保持しているのですが、その電池も充電できていないみたいです。
知人の了解を取って、バッテリーを新品のものに交換することにしました。
新しいバッテリーが入荷後、早速交換しました。
やはり最初は、BIOSの設定を行う必要がありました。Windowsが起動し、バッテリーのランプは、オレンジの橙色の点灯になり充電中になりました。
70%くらいのバッテリー量でした。一旦シャットダウンして、ACアダプターを抜いて、バッテリーのみで起動することを確認しました。
バッテリーのみで暫く動作させて、バッテリー量が30%を切ったあたりで、ACアダプタを接続して充電を開始しました。
100%までの充電は、多少時間がかかりましたが、無事に充電完了しました。
今度は、シャットダウンしてACアダプターを抜いても、BIOSがリセットされることはありませんでした。
10年近くになるパソコンなので、消耗品であるバッテリーもだんだん充電できなくなり、最終的には全く充電できなくなってしまうことがあります。
パソコンの消耗品として、ハードディスクやファンなどのほかに、ノートパソコンの場合はバッテリーも消耗品になりますね。
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