う～ん、壊れてからは・・・

時々パソコン教室で、事務所へいらっしゃるお客様・・・WindowsXPのノートパソコンをお使いで、ハードディスクの空きが少なくなり、だいぶ動作も遅くなり、一部キートップも取れていたので、以前パソコンの買い替えの話をさせていただいていました。

先日電話があり・・・ノートパソコンが起動しなくなったので、新しいパソコンの使い方を教えて欲しいとご連絡がありました。えっ？新しいパソコンということでお聞きすると・・・今年の初めごろにすでにパソコンを買っており、今のパソコンが使えていたので、そのまま箱に入ったままだそうです。

事務所へいらっしゃり、まだ開梱していない箱からノートパソコンを取り出して、設定作業を行いました。Windows8でしたので、簡単に操作方法をご説明しました。
今までのノートパソコンも持ってきてくださったのですが、明らかにハードディスクが壊れています。ディスクの修復をしてうまくいけば、元通りに使えるかもしれませんが・・・お金をかけてまで修理するつもりはないそうです。

壊れる前であれば、それほど問題なく新しいパソコンに今までのデータや、設定情報などを移行できたのですが・・・

一般的にハードディスクの故障の前には、変なエラーが表示される、動作が極端に遅くなる、ディスクから異音がするなどの兆候があります。初期段階では、丸ごと別のディスクに復元し今までどおりに使用することができる可能性が高いのですが・・・そのまま放っておいて、重症（全く起動しない）になってからの修理の場合、復元できなかったり、時間や費用がかかってしまうことがあります。
ちょっとでもおかしいかなと思ったら、お近くのパソコン修理屋さんに相談ください。

ハードディスクは消耗品でもあるので、壊れていなくても定期的（３～５年？）くらいで交換すると、安心ではありますね。
もっとも、いつパソコンが壊れてもいいように、大事なデータはきちんとバックアップ（ＵＳＢメモリー・外付けＨＤＤ・ＤＶＤ－Ｒなど）しておくことが大切です。