ノートパソコンで元々Windows7だったのをWindows10へアップグレードして使用しているそうです。
とりあえず電源を入れてみました。確かになかなかWindowsが起動してきません。やっとデスクトップ画面が表示されました。
スペックを確認してみると・・・CPU Celeron2957U、メモリ2GB、HDD500GB、Windwows10 64bitでした。
う~ん、CPUも高速タイプではないのですが、何よりもWin10 64bitでメモリ2GBでは、速く動作するのは無理です。
最低でも4GBは欲しいところです。確認してみるとメモリースロットは2つあり、一つに2GBメモリがささっていました。
トータルで4GBにするのであれば、空いているスロットに2GBメモリを増設すればよいことになります。
対応していれば8GBにする手もあります。
メモリ増設は必須ですが・・・あとはHDDをSSD(半導体ディスク)に換装することでしょうか?
メモリを増設すると、今度はCPUやHDDの速度が足を引っ張るようになります。CPUの交換もできなくはないのですが・・・ソケット形状や、チップセットの仕様などから、交換できるとしても基本的には、その当時のCPUでスペックが高い物に交換するかたちになります。新品のCPUも、今では入手困難です。
なので、HDDをSSDに換装するのが、現実的ですし、効果も確実です。
お客様とご相談して、メモリーは2GB増設して、SSDへ換装する事になりました。パソコンをお預かりしました。
まずは、メモリの増設です。
空いているスロットに2GBのメモリを増設しました。
Windows上も認識しています。念のためMemtestでメモリチェックも行いました。
メモリー容量4GBにしたら、やはり速くなりました。
あとはいつものように、HDD→SSDへの換装を行います。
SSDに換装後、Windowsを起動してみると・・・かなり速くなりました。最初の状態では、電源を入れてからデスクトップ画面が表示されるまで、別の用事を済ますことが出来るほどだったのですが・・・電源を入れて暫くすると、すぐにデスクトップが表示されるようになりました。
パソコンのご返却の際に、動作確認をしていただきましたが、Windowsの起動までの時間が短くなったこと、アプリの起動も速くなったことに驚いていらっしゃいました。
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