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LX70J 電源入らず・・・持ち込み修理(API4PC20電源ユニット修理)

同じ岐阜県のかたから・・・どらとものブログをご覧になって一体型パソコンLX70Jの電源が入らないので、電源ユニットを修理して欲しいとご依頼がありました。
岐阜県でも岐阜市からはかなり遠距離のお客様でしたので、電源ユニットを取り外して送付くださるようお願いしました。

しかし・・・パソコンの背面カバーが取り外せないとのこと・・・背面カバーは、かなりきつく勘合されているので、外すのにはそれなりの力が必要です。分解方法が書かれたサイトを紹介しましたが・・・やはり外せないとのことでした。

ちょっと遠距離ですが日程を調整して、パソコンごと事務所へ持ってきていただき、その日のうちにご返却することになりました。

朝一番で持ってきていただきました。確かに背面カバーの勘合がきつかったのですが・・・外して電源ユニットを取り出しました。

LX70Jでは、API4PC20という電源ユニットが使われていますが・・・この電源ユニットは起動回路の電解コンデンサーが1つでも頭部膨張していると、全く電源が入らない状態になります。

内部を確認すると・・・



やはり、起動回路の1個の電解コンデンサーが頭部膨張しています。

いつものように、2次側電解コンデンサーを9個日本メーカー製のものに交換しました。



あと・・・コンセントを抜くと、年日時設定の画面がでてくるということでした。C-MOSのバッテリーが消耗しているとこのような状態になります。



取り外したバッテリーは、出力電圧が0Vでしたので、新しいバッテリーに交換しました。

電源ユニットを取り付け、元の状態に戻して・・・電源スイッチをON、無事に電源が入りました。
まずBIOS画面で年日時設定を行ったのち、正常にWindowsが起動してきました。
負荷テストを行い、問題ないことを確認できましたので、お昼過ぎにはご返却できました。

C-MOSバッテリーの交換は、パソコン本体が無いとできませんので・・・今回はパソコン本体ごとお持ちくださって結果的にはよかったですね。
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