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今、中古のパソコンを買う際に注意する点

パソコンを購入するのには・・・新品を購入する場合や、中古を購入する場合、いろいろです。
そんな中で、これから中古のパソコンを買おうという場合に注意する点をまとめました。

1.WindowsのOSについて
 中古パソコンでも、搭載しているOSは、Windows10かWindows11だと思います。
 ・Windows10の中古パソコンについて
  中古パソコンの多くは、Windows8.1をアップグレードしてWindows10にしたか、元々Windows10のOSだと思います。
  Windows10は、2025年10月でMicrosoftのサポートが終了してしまいます。ネットなどにつないで使用することを想定しているのであれば、あと3年半で、ネット利用は危険な状態になってしまいます。Windows11にアップグレードできないか・・・という話もありますが、多くの中古Windows10パソコンは、CPUのスペック制限などでWindows11へのアップグレードはできません。Microsoftが、スペックを満たしていないCPUでも、レジストリを改変してWindows11をインストールする方法を公開していますが、今後もWindows11で使い続けられる保証は全くありません。
 なので、Windows10のOSのままで、あと3年半使い続けて、そのころに新しいWindows11か中古のWindows11(3年半後には、スペックを満たした中古もでてきます)のパソコンに替えることになります。それを考慮して、中古Windows10パソコンを考えてください。

 ・Windows11の中古パソコンについて
  先日のブログでも書きましたが、すでにWindows11の中古パソコンが出回っています。お客様のところでも見たことがあるのですが、いずれもCPUのスペックを満たしていない、Windows8.1やWindows10パソコンを、レジストリを改変して、Windows11をインストールしたものでした。Windows11のスペックを満たすCPUは、IntelCoreシリーズだと第8世代以降となり、パソコンとしては発売が3年位前から最近の機種となります。そのため現状、Windows11のスペックを満たしたCPUを搭載した中古パソコンは、数少ないと思います。スペックを満たしていないCPU搭載のパソコンに、レジストリ改変でWindows11をインストールした場合、どうなるかですが・・・現在は動作していても、今後のWindows Updateや、バージョンアップなどで動作が不安定になったり、動作しなくなったりする可能性があります。Microsoftも、動作の保証はしていません。
 それらを認識した上で、Windows11の中古パソコンを購入するか決めてください。
 先日のブログにも書きましたが、CPUが第6世代(Windows11のスペックを満たしていない)のWindows11の中古パソコンを購入されたお客様、使っていたら音が出なくなり、さらに有線LANもつながらなくなったという現象がありました。このような場合でも対応できるユーザーであれば、Windows11の中古パソコンもありだと思います。

2.Officeについて
 中古パソコンで、「Office付き」と記載されていても、それがMicrosoftのOfficeなのか、互換品のOfficeなのか注意が必要です。本来一般的に言うOfficeは、「Microsoft Office」です。互換品もxxxx-Officeと名乗っていますので、それも「Office」と記載していることもあります。
 このへんは、購入する際に「Microsoft Office」なのか「互換品Office」なのか、確認することが大事です。
 もちろんOfficeが必要ないというユーザーは、関係ないのですが・・・WordやExcel、Powerpointなどを使い、他のパソコン・他の人に渡して使うことが想定されるような場合は、Microsoft Officeの方が安心です。互換Officeでも、作成したファイルをMicrosoft Officeでも開くことはできるのですが、やはりデザインがくずれたり、見た目がかわってしまうころがあります。

3.ディスク容量について
 最近の中古パソコンは、ほとんどがディスクがHDD(ハードディスク)からSSD(半導体ディスク)に置き換えたものになっています。
 SSDにすることで、起動やアプリの動作が速くなるのを売りにしています。しかしSSDでもその容量に注意が必要です。
 HDDの場合だと、容量が500GB前後のものが多いのですが・・・価格を下げるためかSSDだと120GBの容量で売られている場合もあります。
 使う用途や、保存するデータ量にもよりますが、ディスク容量が120GBしかないと、使っているうちにディスクの容量が不足してきてしまいます。
 SSDでも、240GB以上の容量が欲しいです。ちなみにメモリー容量も8GBは欲しいです。

他にも、Webカメラの有無、有線LANポートの有無、光学ドライブの有無も確認ポイントになります。
時々、中古パソコンの代行購入の依頼があるのですが、新品のパソコン購入よりも難しいです。
 
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