対応完了後に回線速度を計っていただいたら、今までは90Mbps程度だったのが、400~500Mbpsの回線速度がでているということでしたので、クロスパスにした効果があったようです。
その後、3台のパソコンのうち、1台のパソコンだけ回線速度が以前と同じ90Mbpsしかでない・・・とご連絡がありました。
3台ともLANケーブルでルーター(ゲートウェイ)に繋がっているので、そんなに差が出る事はないと思うのですが・・・
速度の出ないパソコンの型番をお聞きして仕様を確認しましたが、有線LANは1Gbpsまで対応しています。そんなに古いパソコンではないので、パソコン側のLANが100Mbpsまでしか対応していないわけではありません。
お伺いしました。確かに他の2台のパソコンは、500Mbps前後の回線速度がでていますが、問題のパソコンはやはり90Mbpsしか速度が出ません。
ちょっとLANケーブルが古そうだったのが、気になったのですが・・・とりあえずパソコンにささっていたLANケーブルを、どらとものノートPCのLANにさしてみました・・・やはり90Mbps程度の速度しか出ません。そうするとパソコンの問題ではなくて、パソコンまでの経路に問題があることになります。
ちょっと古そうなLANケーブルが気になったので、どらともの手持ちのLANケーブル(10m)でゲートウェイとパソコン間をつないでみました。
すると・・・なんと回線速度が600Mbpsでました
もしかしたら使っていたLANケーブルの規格が古いCAT5のケーブルだとすると、最大通信速度が100Mbpsなので、せっかくクロスパスにしても、ケーブルの通信速度が原因で100Mbps以下の速度になってしまいます。
LANケーブルにも規格があり、CAT5e、CAT6で最大通信速度1Gbps、CAT6aで10Gbpsとなります。
どらともの持っていたLANケーブルが10mのCAT6ケーブルでしたので、邪魔にならないように配線しました。
お客様は、パソコンがおかしいとばかり思っていたそうですが・・・昔配線した古いLANケーブルは注意が必要です。
ケーブルをよく見るとCAT5とかCAT6など表記してあることもあります。
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