もちろん搭載メモリー容量は大きい方がよいのですが・・・パソコンのCPUの仕様やマザーボードの仕様などで搭載できる最大メモリー容量は決まってしまいます。
(32bitのWindowsでは、OSの制限で最大4GBとなります)
たいていは、メーカーの仕様書を見ると標準メモリ/最大メモリ・・・4GB/8GBのような形で、標準(初期)で搭載されているメモリー容量と、メモリー増設により増やせる最大メモリ容量が記載されています。
どらともでも、メモリー増設の作業は行いますが・・・メーカーの最大メモリ容量内での増設作業となります。
そんな中・・・知人からVersaPro VJ20LF-Sのメモリーを16GBにして欲しいとご依頼がありました。
現状8GB(4GB×2)のメモリーを搭載しています。メーカサイトで仕様を調べると・・・最大メモリー容量は8GBとなっています。
なので・・・16GBには増設が難しいと思います・・・と答えると、同じような機種で16GBにした人がいるので、できるのではないか、とのことでした。
仕様的にはDDR3L-1600 PC3L-12800 SO-DIMMです。この8GBを2枚手配して、試してみて、問題なければ16GBで使用し、問題あれば元の8GBで使用して、手配した8GB×2枚は買い取ってもらうことにしました。
このへんは、知人だからできることです。
CPUはCorei3 5005Uです。Intelのサイトで調べると、CPU自体は16GBまで対応しているようです。
バッテリー、ディスクを取り外して、メモリー4GB×2枚→8GB×2枚に交換しました。
まずは、BIOSで確認すると・・・16GB認識していました。何回かBIOS起動してみましたがきちんと認識していました。
念のためMemtestをCDから起動してみてもOKでした。
では、ディスクを取り付けてWindowsを起動してみます。
普通にWindowsが起動してきました、一般動作も、問題ありませんでした。
「Windowsメモリ診断」でもチェックしましたがエラーはありませんでした。
一週間程度使用していて特に問題ないそうなので、大丈夫だと思いますが・・・もしメモリーに関するトラブルが発生したと思われるようであれば、元々付いていた4GB×2枚のメモリーに戻していただき、ご連絡いただくようお願いしました。
メーカーの保証していない容量のメモリーを取り付けているので、何かあっても自己責任ということになります。その辺をしっかりご理解いただいた上でないと、このような作業は引き受けることはできません。
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