状況を確認すると・・・メールでファイルを送ってきてもらった。ファイルサイズが大きいので「データ便」というファイル送信サービスからダウンロードするように指示がありました。そのダウンロード可能な期間が3日間ということです。
まずメールのリンク先をクリックすると、「データ便」のサイトが開き、「ダウンロード」のボタンをクリックすると、ファイル(Zipファイル)のダウンロードが始まりました。ここまでは、お客様もできて「ファイルを開く」をクリックすると・・・「WinZipの使用期間は終了しました」というメッセージが表示されました。
WinZipは有料ソフトで、お試し期間が過ぎてしまうとこのようなメッセージが表示されて、お金を払わないと使用できなくなってしまいます。
今回は圧縮ファイルの形式がZip形式で、Windows標準の解凍機能を使えば問題ありません。
とりあえず、「ダウンロード」フォルダーを確認してみると・・・該当の圧縮ファイルが、5個(元ファイル、(1)~(4))ありました。何回もダウンロードを行うと、元のファイル名に(1)、(2)のように連番が付きます。
アイコンもWinZipのアイコンになっていました。Windows標準の場合は、チャックの付いたアイコンになっています。
WinZipは、Zip形式以外のファイルの圧縮や解凍で必要になる場合もありますが、今までZip形式のファイルでしかやり取りしていないとのことでしたので、まず「WinZip」をアンインストールします。
アンインストールは、「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」の一覧から「WinZip」を探して「アンインストール」をクリックします。
「このアプリがデバイスに変更を・・・・云々」と聞いてきたら「はい」をクリックします。
アンインストールが完了するまで暫く待ちます。
アンインストールが完了すると「WinZip」の広告が表示されますが、無視して閉じます。
これでWinZipのアンインストールは完了です。
改めて、ダウンロードフォルダーにあるダウンロードした圧縮ファイルを確認すると、チャックの付いたアイコンに変わっていました。
あとは、Windows標準の解凍機能を使用します。
解凍したいファイル名の上で右クリック→表示されたメニューから「すべて展開」を選択
→「展開先の選択とファイルの展開」が表示されたら「展開」をクリック
→デフォルト設定では、圧縮ファイルが保存されている場所(今回の場合は「ダウンロードフォルダー」)にフォルダーが作成されており、その中に解凍されたファイルやフォルダーが保存されています。
今回も上記の方法で、無事にZipファイルを解凍することができました。
圧縮解凍アプリもいろいろありますが、有料アプリの場合・・・お試し版(無料)を使っている場合、そのお試し期間が過ぎてしまうと購入(支払い)しないとアプリが使用できなくなってしまいます。Zip形式のファイルのみの扱いであれば、Windows標準の圧縮解凍機能を使用できますので、期限の過ぎた圧縮解凍アプリをアンインストールすればOKです。他のファイル形式での圧縮解凍や、パスワードを設定する必要がある場合は、Windows標準機能では対応できないので、別途アプリをインストールして利用する必要があります。
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